2010年11月24日水曜日

Mine Tunnels-Lower Marten's Bluff


 マイン・トンネルのトロッコ遊びをやるといつもMystというゲームを思い出すのであった。非常に面白いゲームだったけど、一回やったらもういいやといった感じのゲームでもあった。
 RFS-81を仲間に加え、戦いながら勾配を登って行く。このマップで出会うクリーチャーたちは弱いのばっかりだけど、トロッコの行く先には少し強いのもいたりする。でも何だか面倒で、あっさりとMarten's Bluffに向かう道を選び、巨大な銀の塊を拾う。これを各人に持たせて見ると、いろいろな返事が聞けて面白いのであった。「あら嫌ですわ。わたくしって荷物運びの動物に見えますこと?」とフェルプールのバルキリーであるNicholaはブリティッシュ・イングリッシュで言うのだった。もちろん彼女は可愛らしい猫なのだ。Viなんかはクラス委員みたいな感じで、「ねえ、こういうのはみんなで協力して運ぶことにしようよ」。RogueのOttoは「この重いのをどうしたらうまく運べるか、みんなで考えようって意味だよね」と面白い事を言う。
 BCFではロープとカギヅメ。CDSではブラック・ピラミッドやらロード・ストーンやら、この三部作では何かしら重量物件を運ぶ機会が多い。ガジェッティアの道具なんかもやたら重たいのがあったりするが、その装置の解説は「このコンパクトな装置が発揮する性能は・・・・・・」となっていて、いかにもWizらしい。
 パーティはLower Marten's Bluffへと入る。そうして転送装置を修理して、そこにポータルをセット。これはいつも上品な話し方をする彼女、バルキリーのNicholaにセットして貰ったのであった。

2010年11月21日日曜日

Bayjin-Mine Tunnels


 ネッシー退治を終えたパーティは次なる関門、ベイジンの島へと向かうのであった。いつものようにマップ手前でセーブしておき、入ったらクイックセーブしておくのが、おっちょこちょいの私の方法なのであった。というのも例のライト兄弟の入っているチェストがどこの小屋にあるか、ちょっとわかりにくいため、違う小屋に入ってしまうことが多々あるからなのである。本セーブしておいたのは、良くないアイテムが出て来た時の再トライの時にロードする。クイックセーブの方は、入る小屋を間違えちゃったり、進入経路が悪くて大量の敵にエンカウントしてしまった時などにクイックロードするのに使うのであった。
 という事でいつものように何回か違う小屋を訪問したりなど、二、三回のクイックロードをし、やっとうまく白いチェストにたどり着いた。開けてみたら一回目、ラウンドシールドと幾つかの薬品類だった。二回目、ここでもまたも二、三回のクイックロードを経て、なんという僥倖か、ライトソードがあっさりと出て来たのであった。
 ネッシーの所の指輪もそうだが、あっさり出て来る時は出て来るし、何度やっても出て来ない時には本当に出て来ない。まるで人生、或いはギャンブル。「人生は競馬の比喩だ」と言ったのは寺山修司だったと思うが、その言で行けば「人生とはWizardryのにたとえ話に過ぎない」みたいな話になるのだろう。
 早速FighterのKojiroに持たせた。やはり大変な威力だ。戦闘パターンまで変わってしまう。今までは近接攻撃よりも遠距離戦や攻撃呪文に比較的多くのターンを使う傾向があったが、ライトソードを入手した途端、積極的に相手に接近し、早期に打撃戦に持ち込むようになって来たのであった。どういうものか、他のメンバーも活気付いてきて、瞬殺や強力な一撃が頻繁に出てくるようにもなって来た。
 今回サムライがいないのでFighterに持たせたけど、矢張り斬り方の、感じが違うのであった。サムライの場合は鋭く斬り込む感じがあるが、ファイターだと力でぶつ切りにするような雰囲気があり、これがロードだったりするとまた違うのだろうななどと思うのであった。
 こうして浜辺にいるカニや半魚人たちを一掃したパーティは、グラムフ軍曹を救出、そしてジャン‐エッテに話し掛けたのであった。「ああ!あなたたちはあの時の、……」と、彼女は覚えてくれていた。ガーディアでの出会いが思い出される。あの時はお礼にと言ってヘラゾイド・バナーをくれた。しかし今回は遺品としてそれを手にする事になった。エッテは、最後の瞬間までその擦り切れたバナーを手に、希望を捨てずにいたのだろうか。胸に迫る。“8”の醍醐味は、やはり転送プレイにあるのかもしれない。
 一方グラムフ軍曹は転送だろうがなんだろうがいつものように口汚くてうるさい。パーティのみんなはもう相当に実力もついているのに、彼にかかってしまってはみんな二等兵だ。「敵発見!戦闘用意!」とか号令をかけたりする。私はこのサージが好きで、彼を仲間にしたら敵方T'Rangの武器であるスタンロッドをいつも持たせる事にしているのだけど、今回持ってくるのを忘れてしまった。仕方ないので監禁小屋にあったミスティック・スピアを持って貰い、センターに配置。一人増えるとますます戦力増強だ。次々に半漁人たちやカニをやっつけ、フライトレコーダーを手に入れ、Swampへ侵攻。途中でCrockの店に立ち寄ってからアルニカに戻り、宇宙港で座標を確認。それからViを仲間に入れてからバルブラク軍曹の所に行った。「おい、グラムフ!信じられない!」と戦友の気遣いを横目に、続いてヤミール将軍のもとへ出頭、何もしてないViも揃って経験値獲得!グラムフ軍曹とはここでお別れ。「またいつか会おう」と言ってくれてるけど、もう仲間には出来ないのであった。
 次は、何をしてもいいのだけど、取り敢えず将軍の指示通り、T'Rangの転送装置の所に行って見よう。となると行き先はまず、鉱山の跡地だ。

2010年11月20日土曜日

Bayjin Shallows


 じめじめとしたSwampに入り、Crockの店にポータルをセット。冒険の中盤あたりはここにセットしておくと、いろいろと都合がいい。ここにポータルをひとつ持っておくと、Stone Idolを取った時に発生する誘拐イベントの際にも、すぐにCrockの所に飛べるので、なにかと便利なのであった。
 その後パーティはZ'Antの所に行ってケイオス・モラ~ィリを見せ、経験値を獲得。次の任務はフライトレコーダーの回収だ。これでUmpaniとT'Rang双方の任務遂行が一致することになる。ついでにSaddokにも会って買い物などし、一旦アルニカに戻った。
 Viは水中に行けないから、一度彼女を外し、持ち物もHe'Liの店に降ろして置こうというわけだ。しかし考えようによっては先にMine Tunnelsを先に歩いておけば良かったかなとも思ったのであった。そうすればT'Rangの基地にある転送装置が使えるようになる。更に冒険を効率よく進めることが出来る。でも先に水中作戦を済ませ、ネッシー退治やBayjinでのレアアイテム獲得を済ませておくというのも手だ。打撃戦の主力であるFighterの装備がまだデモンズベインなので、このところ少し物足りないなとも思っていた。エクスかリバーかライトソード、どちらかが手に入れば、更に強くなる。
 しかし果たしてそんなに都合よく手に入るかどうか。Umpaniの基地に戻り、アクアラングを装備、6人で海の道を歩いて行く。超能力呪文を唱えるサメの怪物は苦手だ。出来るだけ遭遇しないように、うまくかわしながら進んだ。しかし二回ほど捕まり、苦しい戦闘に巻き込まれた。発狂したRangerがRogueを瞬殺しちゃったりした。生き返らせると、「やれやれ。100GPであの世の話を聞かせてやってもいいぜ」だなんて言ってる。生き返ったキャラクターは、次の1ターンだけは攻撃を受ける事が少なくなっているようだ。すぐに回復呪文でHP全快させてやる。
 戦いを終え、そしてBayjin Shallowsの手前でセーブ。デヴィ・ジョーンズのロッカーには、何が入っているか……。
 ネッシーとは最初は戦わないでエレメント・シールドとソウル・シールドだけ張ってとにかく逃げて、宝箱のある洞穴に逃げ込む。今までは大概二、三人死者が出るのだったが、今日は一人も死なずに逃げ込むことが出来た。開けてみると、Ring of Regenerationが出て来た。これは当りの方なので、エクスかリバーは別の機会にという事で、Bishopにあげた。なんだかもう何回もやるのも面倒なので、さっさとネッシーをやっつけて次に進もう。
 洞穴を出ると、ネッシーがすぐ目の前にいた!今までこんな所まで首を出して出張って来た事がなかったので、私としては珍しい現象なのであった。
 考えてみたら、みんなのレベルは随分と上がっているので、強敵ではあるけれど、比較的楽に倒すことが出来たのであった。

2010年11月14日日曜日

to Marten's Bluff


 レトロ・ダンジョンその1での冒険を終えたパーティはSaxxを一旦メンバーから外し、勇躍、Marten's Bluffへと向かうのであった。私のBishopであるRebeccaにはHe'Liの店にポータルをセットして貰っている。アルニカに軽く立ち寄り、買い物やポーション合成などのルーティーンを済ませておいた。また、今回の冒険ではいろいろな武器や道具をHe'Liのチェストに仕舞っておき、アイテムのコレクションのような事をやっている。普通に店で手に入る武器や特注品など、随分とたまって来た。
 街中で遭遇するサヴァントのロボッ
ト軍団も最近は上級モデルが出て来るようになって来た。サヴァント・スラッシャーやサヴァント・ミニヨンたちだ。これらのモデルは比較的戦い易い上に獲得経験値も多いのでお得な対戦相手だと言える。なのでレーダーで
存在を確認したら出向いて行って戦うようにしているのであった。戦闘も済ませ、一休みして、起きたら夜だった。暗いうちにアルニカを出立するのは、何時も思う事だけどなんとなく寂しい。Mylesが大門の前でいつものようにうろちょろしている……今回彼を一度も仲間に入れてないのだけど、話しかけると「やあ、調子はどうだい?」と、なんのこだわりもない様子だ。特に話し込むわけでもなく彼と別れるのだが、少し気持ちが晴れるのであった。
 アルニカ―トリントン道に出ると、こちらもやはり寂しくて、寒い木枯らしが吹いているような感じがした。七人も仲間がいるのに、ザクザクと地面を踏みしめる音が響いて、なんだか孤独な一人旅の気持ちだ。みんなのレベルがもう相当に高くなっているので、道中で出現するクリーチャーも少し弱いのが出て来るようになる。これはいつも現れる現象だ。
 そんなこんなでパーティはまずはトリントンに到着した。夜も明けて来た。このままSwampに入ってすぐにMarten's Bluffに向かおうと思ったが、ちょっと一休みしようと思って、垂らしておいたロープで上に登ってキャンプした。起きてから下に降りると、どうも丁度真下にHogarが一頭いたよう
で、その上に乗っかる形になってしまい、不思議な絵になった。しかもすぐ横にもう一頭Hogarがいて、二頭といっぺんに戦闘に入る事になったのであった。
 しかし既にパーティのみんなのレベルは18とか19なので、最初のうちは強敵だったこれらのクリーチャーも今や雑魚なのであり、むしろ戦うたんびにかなりの確率でドロップする牙を拾うのが鬱陶しくなって来たくらいなのであった。今回の冒険では牙やコウモリの羽根が異様によく手に入る。牙もコウモリの羽根も特注品の材料なので、前やった時は、いくら倒してもドロップしてくれない時もあったりして、これは今回の旅の特殊な傾向の、きっとひとつなのに違いないと思う。
 ともあれ我がパーティは特に何ということもなく二頭を倒し、そのうちの一頭がドロップした牙をまたも拾い上げ、今度はこれを誰にあげようか、Swampでひとりで店を開いているCrockにでもプレゼントしようかなどと思ったりしながら、砂利道をザクザクと歩いて行くのであった。

2010年11月6日土曜日

Retro Dungeon #1


 こうしてパーティは3つあるうちで最も易しいと思われるレトロ・ダンジョンその1に潜る事になったのであった。みんなのレベルはもう17とか18ぐらいで、Bishopなどは既にレベル6クラスの魔法を使いこなし始めている。こうなるとこのダンジョンでの戦いは、相手が弱すぎてあまり手応えのないものになってしまう。ここはもっと早い時期に潜ると、もっと緊張感のある冒険をすることができる。
 マッシュルームに踏み込み、迷路のスタート地点には目印にフェザーダーツを一本置いておいた。昔やったときにマッピングもしてあるから、Wizardry関係のファイルを漁れば方眼紙に鉛筆で書いたのが出てくると思うのだけど、探す事自体がなんだか面倒なので、とりあえず闇雲に歩き回った。そうしたらいつの間にかこのフロアのボスである首だけのお化けと遭遇、特別アイテムCutlass of Damnedを入手。〝忌まわしき短剣〟とでも訳すべきか。一応ボスを倒したので、もうポータル呪文かなんかで 帰っちゃおうかとか思ったのだが、せっかくなのでやっぱり冒険する事にした。
 昔エクセルで作っておいた25×25のマス目の手製の方眼紙と鉛筆を取り出し、一歩一歩書き進んで行く。このフロアの敵はもうあらかた始末してしまったらしく、扉を開けての遭遇戦というのは殆どなく、でも最後の、帰りのマッシュルームの部屋で、エングルンド男爵の亡霊と戦った。ここでもBardのデモンスポーンの角笛の威力が遺憾なく発揮され、あっさりと勝利。矢張りこのダンジョンに入るのは、もっと始めの頃の、まだみんながそんなに強くない時期にしたほうがいいのかなとか思いつつ、パーティはダンジョンを後にするのであった。エングルンド男爵というのは、しかし何者であろうか。

2010年11月2日火曜日

cemetery


 Umpani-Mook同盟を成立させたパーティは次に何をしようかというと、流れで行けば行方不明のグラムフ軍曹指揮の水中特殊部隊救出作戦に取りかかる訳なのだけど、それはちょっと後回しにして、先にT'Rangのクエストを済まして置く事にしたのであった。Z'Antにケイオス・モラ~イリを見せびらかしたら、確か次に受領する任務がやっぱり同じBayjinの島に行く奴なので、両陣営のミッションをバランスよくこなそうという考えなのであった。
 Marten's Bluffに行くのだからSaxxをあらかじめ外しておくべきなのだが、ちょっと考えて、ヒールオールの楽器を演奏できる彼を伴って、アルニカ―トリントン道の途中にある墓地に立ち寄り、レトロ・ダンジョンその1に潜ろうと決意したのである。通りすがりのヒガルディのならず者を蹴散らして丁度うまい具合にダガーを入手したパーティは、街道を右に折れ、ひっそりと静まりかえった墓地に足を踏み入れたのであった。
 ガーディアから持って来たデモンスポーンの角笛の威力は凄い。強力なBanishを発動し、ゴーストたちをあっという間に退散させたのであった。その後パーティはマミーもなんなく退治し、Insanityの楽器その他のアイテムを手に入れ、お墓の不思議な文字を触って行く。七つ触ると記憶していたが、昔撮って置いたマップの画像で確かめてみたら六つでよかった。静寂に満たされた空気の中、お墓巡りを済ませたわがパーティは南東の角っこにさっきのダガーを突き刺した。すると塀の向こうでムクムクと何かが萌え出て来るような音がする。これはダンジョンの入り口であるマッシュルームが発生している音に違いない。