2010年12月6日月曜日

Fang

 個人的な感覚でいえば、T'Rangの転送装置を修理するあたりで、大体ひとつの区切りがついたという感じがある。その後あちこちを飛び回り、武器や道具を揃えて行き、戦いも手馴れて来て、武者修行の雰囲気が出て来るのであった。後半に向けての準備段階といったところだ。パーティはレトロ・ダンジョン#2にも既に潜った。もうアセンション峰以外のどこに出ても充分に戦える力をつけて来ていて、こうなると#2も、もっと早い時期に入ったほうがやりがいがあったとも感じるのであった。
 次にどこに行こうか。かえって選択肢に迷いながら、パーティは南東の荒野へ。ここでの狙いはソーサレス・クイーンの心臓と、Rogueの利き腕に持たせるためのFangの獲得だ。
 ソーサレス・クイーン戦はいつもドキドキするのであった。お付きの魔物が唱えるデス・クラウドも恐怖だが、私の場合、両翼に六人もいるCultistのおばさんたちが召喚呪文を唱えたりなんだりで、戦いが面倒になるのがイヤなのであった。なのでいつも最初のターンでこれらおばさんたちを一掃するような攻撃方法を取る事にしている。おばさんたちは大地の魔法領域が苦手なようなので、メンバーが覚えていたらFalling StarsやEarthquakeといった魔法を重ねがけして全滅させたいのだけど、今回まだ覚えていたりいなかったりで、しょうがないので以前バードのカオス・ドローンがよく効いたのを思い出したので、モンクにPandemoniumを唱えさせてみたら、おばさんたちはみんな恐慌状態になったり発狂したりでうまくいったのである。あとはクイックサンドとかホイッピング・ロックスとかで一掃。これであとはゆっくりと残りの三体の敵を倒すことが出来たのであった。
 こうしてパーティは地下に眠る勇者の墓に詣で、そこに安置してある武具を受け継いだのであった。ファング、ブーメラン手裏剣、・・・・・・。そして勇者をいつまでも見守る僧たちのさまざまな相貌。厳粛な気分にさせられるのだが、しかし見ようによってはこれもただの墓泥棒だとも言えるのである。実際、強力な剣であるファングは、予定どおり盗賊のOttoの右手に収まったのであった。

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