2010年10月31日日曜日

Mt. Gigas


 T'RangとMookの同盟が済んだので、次はUmpaniのキャンプに久し振りに戻り、バルブラク軍曹にT'Rang兵の腕を見せに行く番だ。T'Rang、Umpani両陣営のクエストの進め方については、私の場合「恐らくWizardry8攻略なページ(仮)」に示されている優れたプロシージャを採っている。両方から出される指示や命令を順番にバランスよくこなして行くようになっていて、とても便利なのであった。
 私のやり方がまずいのか、途中でどうしても二重スパイがバレてし
まう。「攻略なページ(仮)」のmikuro氏はバレないようにするための条件を列挙し、この問題に関し精緻な分析を加えている。しかし何度も書くけど怠惰で呑気な冒険者である私は、せっかくそういうガイドを読んでも、何か注意深いところが抜けてて、どうしてもバレてしまうのであった。負け惜しみみたいになってしまうが、きっとこれは何をどうやってもいつかはバレてしまうのに違いないと、今はそんな風に思っている。しかし一度、「もうそろそろZ'Antが騒ぎ出すだろうな……」と思いながら恐る恐る声を掛けてみたら、大丈夫だった時があり、コンピューターが抽選みたいな事でもやってるのではなかろうかと思ったりもするのである。
 と言う事で腕を見せたら軍曹は「ううっ。それはしまっておけ。しかし君たちよくやった!では次の任務に取り掛かってもらいたい」となり、パーティはMt. Gigasに入山することになったのであった。このあたりUmpaniは猜疑心の強いT'Rangと違って、カラッとしていて安心できる。
 訓練施設に行く前に、洞窟陣地を探検だ。手強いスパイダーたちも出て来るが、未探査エリアにはポータルのブックが一冊落ちている。長々と探検してようやく本を入手し、上の階層に向かった。ラッブル軍曹と話し、ロケット
ランチャーを撃ったり、フラッグ集めをしたりと、訓練も終了。再びバルブラク軍曹の所に出頭し、今度はUmpaniとMook間の同盟締結の外交使節団の大役を受けたのであった。
 早速Bishopのポータル呪文でHe'Liのバーに飛び、またもやMookが間借りしているビルに向かい、チーフ・オフィサーのScregと書類のやりとり。そうしてバルキリーのポータル呪文でベースキャンプに舞い戻り、あっという間に任務達成だ。ポータル呪文があるととっても便利だ。

2010年10月30日土曜日

Arnika


 いちばん安い弓矢とストーンをアンナの店で買い占めた我がパーティは、休憩を繰り返しながらサヴァントのロボット軍団相手に遠距離戦の練習に明け暮れるのであった。出現して来るのはSavant Dronesが多く、これはそんなに手強い相手ではないけど、そのかわり手応えのある敵と言う訳でもないのであった。
 ときどきSavant BerserkersとSavant Gunnersのコンビが出現する。これは今のパーティの実力相応の相手のようで、戦い甲斐もあるし、経験値も比較的多い。直接攻撃のBerserkersが前に出て来て、Gunnersは遠くからブラスターを撃ってくるという戦闘スタイルだ。これは例えばRattkinsやRapaxとの戦いの中でも現れる、この世界での戦闘隊形の一種の典型のようだ。
 何日も戦っているもので、遠距離戦修行もやっぱり飽きが来る。合間合間にBraffitでポーションを買って合成事業を実施、He'Liに売ってお金を貯める毎日だ。二重スパイ、ドミナならびにケイオス・モラ~ィリ獲得、T'Rang-Mook同盟等、物語の本筋をまとめてこなしているものだから、He'Liに会うたびに「あんたたち、気をつけなさいよ!」とか「ついにやったわね。おめでとう!」とか、いろいろ声を掛けられる。また、彼女やBraffitのコメントから、SavantとRapaxとが同盟を結んだという事が分かった。
 多分この状況だと、既にRapaxはKingみずからが部隊を率いて野戦キャンプを張っているものと思われる。物語の筋を無視してロダン・レワークスたちを救出しに行って見ようか、とか思ったりもする。Kingを殺害した後にRapax城に行ったとして、テンプル団に入ることが出来るのだろうか?それとも、今の状態ではそもそもまだ野営していないのかもしれない。緻密なプレイヤーならその辺りにも精通しているのに違いない。しかしわたしは幸か不幸か、怠惰で成り行き任せの、主なる惑星ドミナスの渡世人なのであった。

2010年10月25日月曜日

Swamp North Shore-Arnika


 Mook宛の親書をZ'Antから受け取った一行は、Marten's Bluffでちょっとだけ水遊びをした後、まずは未踏査のSwamp北部を歩く事にしたのであった。途中でCrockのお店で買い物を済ませてから北上、川に架かる小さな橋を渡った。二、三のクリーチャーたちを撃破しつつ、北岸に辿り着く。
 ここに墜落している宇宙船にはどんな人たちが乗っていたのであろうか。なにはともあれ、ここにはフライトレコーダーはない。目当ては浜辺に散乱しているアイテムの中のひとつ、Banishのブックなのであった。レンジャーのNaomiが発見し、拾ってから早速BishopのRebeccaに読ませてみたが、まだレベルが足りなくて習得できないのであった。
 この湿地帯で少し経験値稼ぎをやってレベルアップしようかと思ったのだけど、ここは暗いし、生い茂る樹木が視界を遮り、戦い辛いという事がある。また、例のDire Maresが出現したら面倒な事になる。どうしようかと思い、取り敢えず、迷ったらアルニカに戻る、と言う事で、レベッカのポータル呪文でHe'Liのバーへ。
 Mookが間借りしているビルに行って親書を手渡し、フェイクのドミナとケイオス・モラ~イリとをすり替えた。Mookの代表者Screg(だったかしら?)との対話はアカデミックな雰囲気で、内容の理解云々は兎も角、結構面白い。いつもやさぐれたセリフを吐くウチのRogueも「まじめそうで、なかなかいい奴じゃないか」だなんて言っている。
 T'Rangの仕事を済ませた一行は再びバーに戻り、He'Liに二重スパイやってるのを黙ってもらうための口止め料を払った。あちこちの店で買い溜めておいた材料でリニューアルポーションをたくさん作り、He'Liに売ったら120万GPまでお金が貯まった。だから口止め料なんて安い出費なのだけど、もしこれをやらなかったらどうなるんだろうとか、少し思ったりもしたのであった。
 広い緑地帯や宇宙港に、いつものようにサヴァントのロボット軍団が集結している。今までのトルーパーズではなく、上級モデルのサヴァント・バーサーカーズたちだ。このタイプのロボット戦士は、強いけど、基本的には戦い易く、しかも経験値が多いのでお得な対戦相手だ。ここはひとつアルニカで暫く戦いの日々を過ごしてみようと思ったのである。
 戦いついでに遠距離戦スキルを高めようと思い、みんな遠距離武器に固定しておき、Annaの店で一番グレードの低い矢とストーンを大量に買い込み、これで戦う事にした。戦闘に時間はかかるけど、私は冒険の合間合間にときどきこの〝飛び道具修行〟をやる事にしているのであった。ただBishopだけは魔法を多く使って貰い、魔法スキル上げを中心にして行く事に。
 何度かの戦闘と休息を繰り返すうちにBishopがレベルアップし、さっき拾ったBanishも読めるようになった。また、呪文書の出回っていないいくつかの魔法も習得した。今、彼女のレベルは確か14くらいだったと思う。魔法領域のうち、MentalとEarthとDivineがやっと100。魔法分野はまだ100のがないので、更に魔法に磨きをかけなくては。しかしこれからだんだん魔法が効かなくなる敵が増えて来るのであろう。恒例のジレンマが既に始まりつつある。

2010年10月17日日曜日

Marten's Bluff-Lower Marten's Bluff


 Saxxを一時的にメンバーから外した一行はMarten's Bluffに入り、まずは腕が6本くらいあるクリーチャー2体が潜む洞穴に向かい、これを倒した後洞穴内にあったアイテムを取得したのであった。その後挨拶がわりにいつもする昆虫型クリーチャーと戦い、ワニとも戦い、まずは故障しやすくて危なっかしいエレベーターで地階、すなわちLower Marten's Bluffへと降りたのである。
 CDSではH'Jen - La(だったかしら?)の事をエイチジェン・ラと呼び慣わしていたものだが、ほんとの発音は一体どんななのだろうか。CDSにおけるティーラングという表記も、本作8において、それが概ね〝トゥラング〟と表記すべき発音であることが判明した。尤もCrockとかトリニーのNPCなんかは〝チーラング〟と呼んでいた。アンパニはみんな〝ウムパ~ニ〟と呼んでるし、Higardiは〝ハイガルディ〟と昔はみんな普通に思っていたら実は〝ヒガルディ〟、Viは〝ヴァイ〟なのであった。しかしヒガルディに関してはドミナスに住む誰かはハイガルディと呼んでいてもおかしくはないのであろうと思うのである。
 ザーント、すなわちZ'Antに会って話をしたパーティは、「ウムパ~ニの基地の存在を証明するものを持って~来て~くれ~」とか言われたので、一旦上にあがって投石器を操作、チーラング兵の腕や黄色と赤のコードといったアイテムを手に入れ、ついでにラパックスが好む匂いのパフュームを使ってラパックス・アサシンを前もって殺害して彼の首を入手しておき、またZ'Antのいる地階に降りたのであった。
 前にUmpaniのキャンプで買っておいたおみやげの旗をZ'Antに渡し、「お~、よく~やった~」とか褒められてお金と経験値を獲得!わがパーティのRogueはレベルアップ毎に「ほんとは現金のほうがいいんだけど、まあ、経験値でもいいや」って言うんだけど、私個人としてはどっちかというと経験値のほうが貰えると嬉しいのであった。次の指令はラパックス・アサシン暗殺なのだが、それはもうさっきやっておいたので、首を「渡す」したら、「イェス!お前~たちィは優秀だぁ~」とまたもホメられ、お金と経験値獲得!これで4人くらい一気にレベルアップした。
 こうしてパーティは次の指令、Mookへの外交文書配達のメッセンジャー業務を請け負う事となったのである。合間あいまにSadokから本とか矢とか、あと忘れずにスタン・ロッド(これは後でグラムフ軍曹を救出した時に、彼に使って貰おうと思って買ったのである)とかの買い物を済ませ、アルニカへと向かう事になったのであった。でもその前にSwampの北半分を踏査しておきたいと思う。北方の海岸には、バニッシュのブックが落ちている。



2010年10月15日金曜日

Swamp-Rattkin Tree-Trynton-Swamp



 前はよくCrockの店でヒーリング・アミュレットとスピード・アンクを人数分買い揃えて、全員に〝標準装備〟させたりしたのであったが、最近はそれも何だか芸がないように感じられ、ひとりひとりにいろいろなアクセサリーを付けるのが常だ。リング・プロ・マジックだとか、バレンタイン・ネックレスとか、変化をつけて楽しむようになったのであった。FighterのKojiroなどは、魔法を使わない代わりに手榴弾のノリでチェリーボムなんかをたくさん持たせているのだけど、その関係でアイテムスキルを上げるため、ごく初期に付けたエナジーブラストを発動するアミュレットをいまだに付けている。Amulet of Staticというのだったかしら。
 Bishopのレベッカには多分BCFから持ち込んできた筈の、例のシルバークロスが付いて
いる。AC+1の効果だけみたいだが、もしかしたらデータ
にはない隠された不思議な力が宿っているかもしれない、とか思って、こうなるともう思い出のよすがみたいなもので、なかなか外す気になれない。ただBishopの場合素早さは非常に重要なので、もう一個のアクセサリーにはスピードのアンクを付けている。
 Bishopは極端に言えば他の誰よりも素早さが高くてもいいくらいで、相手に先んじて魔法をかけられる事が大事だ。今回の冒険では
最初の頃素早さを上げるのをうっかり忘れてしまっていて、パーティの中ではまだ中くらいの早さ。暫くはレベルアップ毎に+3していかなくては。
 ブックをたくさん買い込み、アクセサリーやバードの服なんかも買って、そうして湿地帯の南半分を歩いた。ガストラップにちょっとだけ足を踏み入れ、Dark Savantを出現させ、フェイクのドミナも取った。オイルの湧き出ていると思われる池(?)で、今まで溜め込んでおいた空き瓶全部をチェリーボムにした。要するにこれは火炎瓶というわけだ。その後川を挟んだ北のエリアを探索しようと思ったが、
すぐに逃げ出して捕捉するのに苦労するDire Mareが出現、とても鬱陶しい戦闘を余儀なくされ、何だか面倒になってしまい、中止
。最北の海際には宇宙船の墜落跡があり、バニッシュのブックなどのアイテムが手に入るので、行っておきたかったのだけど、また次に来た時にしよう。
 そのままマルテンの砦に入ってもいいのだけど、Saxxが「なぁボーイズ、昔こんな歌を作ったんだ、『俺はそこには絶対に行かない』って奴だ」だなんて言って、ブルースってのはほんとに自由気ままなヴァースだよなぁって思う。彼はこのエリアには入れないようなので、一度てくてく歩いてアルニカに立ち寄ってからUmpaniの基地に戻り、酒保で彼を一旦メンバーから外したのであった。別にSwampで外してもいいようなものだけど、そうすると彼の荷物をみんなで持ってあげなくてはならないため、私はNPCを外す時は、仲間に入れた場所に戻って
外す事にしている。そしてその場でNPCの装備や荷物をドサッと降ろしておくのである。こうしておくと次にまた仲間に
入れる時に身支度するのが早い。
 Saxxを外した後、ついでにワイルダー
ネスを歩き、ポータルのブックも手に入れ、Bishopに読ませた。そうしてアルニカに一度帰って、He'liの酒場にポータルをセット。チェストから前に買っておいたライト・クロスボウを取り出し、さあ、もう一度トリントンに行こう。ラズーカのドン・バルローネの所に行って本物のアストラル・ドミナを購入し、その
足でブリーダーを始末。それからマドラスの所に向かい、彼を仲間にしてダブルショット・クロスボウを作っ
てもらった後、すぐにメンバーから外し、マドラスの荷物もまとめてそこに置いておく。
 マドラスと一緒に旅して、彼のガジェットスキルをもっと高め、トリプルショット・クロスボウを作ってもらうというのもあるが、少し面倒だし、たくさん射るから矢を大量に持ち歩かなくてはいけないし、それに武器自体が重い。だからいっつもダブルショット・クロスボウにしておくのであった。これはFighterに持たせた。Kojiroと名付けた以上、やはり弓の名手に育てるのが正道だろうと思う。
 という事で、Marten's Bluuffに向かう準備が整った。バルブラク軍曹からの指令をこなさなくてはならない。

2010年10月10日日曜日

Don Barlone


 トリントンの原っぱにはいろんな動物たちがいて、今回はHogarが五、六頭ぐらいの群れになって付近をうろちょろしていたりして、まだレベル11から12ぐらいの我々としては相手にしたくないのであった。この位のレベルだとPlants軍団などもまだまだ強敵で、というよりも鬱陶しい相手であり、なのであんまり長居はせずにUpperに向かうことにした。
 酋長とネズミのブリーダー退治の話をして、綱を伝って上に登って行く。Madrasとも話し、不思議な部屋でズーズーペタルとミステリーポーションを使い、そうしてラズーカ一家の根城へと向かった。
 前作ではファンハウスで相当苦労してやっとの事で会うことのできるドン・バルローネだが、8では比較的簡単に会うことができるのであった。イタリア語っぽい話し方をする彼は、言うまでもなくフランシス・コッポラの『ゴッドファーザー』に出て来るドン・コルレオーネの似姿。マインドリードをかけてみると「この咳をなんとかしないとな……」だなんて思ったりしている。
 アストラル・ドミナに関する商談を手早く済ませ、部屋の隅っこにある宝箱を勝手に開ける。ここの罠は作動する確率がかなり高く、ディバイン・トラップを目一杯かけても引っかかることが多いのであった。そして隣の部屋に行きブリーダーの棲家の鍵を入手、そこの宝箱も開けてから、さて、まずはブリーダー退治の前にSwampに行ってCrockの店に行きたいと思うのである。魔法の本や、ヒーリングのアミュレットとか、スピードのアンクなど、Crockの品揃えはいい。

2010年10月9日土曜日

Trynton


 長槍を持ったViをセンターに、旧約聖書のダビデを思い出させるスリングを持ったSaxxをリヤに配置して、我がパーティは粛々と冒険を進めるのであった。なにぶん8人で旅しているもので、経験値があまり上がらない。かえってそのぶんじっくりとした、長い長い旅にこれからなっていくのであろうか。ガーディアでの冒険も、そういえば冗漫に感じるほどの悠長な旅だった。諸部族が入り乱れ、その中で美しい挿話もあり、また、ちょっと子供っぽい童話のような経験もして来た。そういえばウルガー王はどうしてるのかしら?マップが順調に集まっていると「諸君、戦いの見通しは明るくなって来た!」と言い、ちょっとマップ集めをサボっていると、「戦いの旗色は悪い……」とか言って来ていた。
 ロケート・パーソンでチェックすると、ウルガー王はだいたい早い時期に死んでしまうのだけど、時々びっくりするほど長く生きていた時もあった。ガーディアでの旅は、ひとつひとつの出会いが印象深い。それだけにまた、爆弾テロの後のアンパニの基地アクパイルの、あの誰もいない寂しさが身に沁みたのであった。
 バルブラク軍曹からのドミナスでの最初のコマンドは、ガーディアと同じく、T'Rang生息のエビデンスの入手なのであった。ほんとうに長い旅になりそうだ。そろそろポータルの魔法を覚えたいところだけど、まだみんなそこまで育っていないのであった。仕方がないのでザクザクと歩き、まずはトリントンへ。川からそろりと滝に下りて、海遊びをしたりした。