2010年11月21日日曜日

Bayjin-Mine Tunnels


 ネッシー退治を終えたパーティは次なる関門、ベイジンの島へと向かうのであった。いつものようにマップ手前でセーブしておき、入ったらクイックセーブしておくのが、おっちょこちょいの私の方法なのであった。というのも例のライト兄弟の入っているチェストがどこの小屋にあるか、ちょっとわかりにくいため、違う小屋に入ってしまうことが多々あるからなのである。本セーブしておいたのは、良くないアイテムが出て来た時の再トライの時にロードする。クイックセーブの方は、入る小屋を間違えちゃったり、進入経路が悪くて大量の敵にエンカウントしてしまった時などにクイックロードするのに使うのであった。
 という事でいつものように何回か違う小屋を訪問したりなど、二、三回のクイックロードをし、やっとうまく白いチェストにたどり着いた。開けてみたら一回目、ラウンドシールドと幾つかの薬品類だった。二回目、ここでもまたも二、三回のクイックロードを経て、なんという僥倖か、ライトソードがあっさりと出て来たのであった。
 ネッシーの所の指輪もそうだが、あっさり出て来る時は出て来るし、何度やっても出て来ない時には本当に出て来ない。まるで人生、或いはギャンブル。「人生は競馬の比喩だ」と言ったのは寺山修司だったと思うが、その言で行けば「人生とはWizardryのにたとえ話に過ぎない」みたいな話になるのだろう。
 早速FighterのKojiroに持たせた。やはり大変な威力だ。戦闘パターンまで変わってしまう。今までは近接攻撃よりも遠距離戦や攻撃呪文に比較的多くのターンを使う傾向があったが、ライトソードを入手した途端、積極的に相手に接近し、早期に打撃戦に持ち込むようになって来たのであった。どういうものか、他のメンバーも活気付いてきて、瞬殺や強力な一撃が頻繁に出てくるようにもなって来た。
 今回サムライがいないのでFighterに持たせたけど、矢張り斬り方の、感じが違うのであった。サムライの場合は鋭く斬り込む感じがあるが、ファイターだと力でぶつ切りにするような雰囲気があり、これがロードだったりするとまた違うのだろうななどと思うのであった。
 こうして浜辺にいるカニや半魚人たちを一掃したパーティは、グラムフ軍曹を救出、そしてジャン‐エッテに話し掛けたのであった。「ああ!あなたたちはあの時の、……」と、彼女は覚えてくれていた。ガーディアでの出会いが思い出される。あの時はお礼にと言ってヘラゾイド・バナーをくれた。しかし今回は遺品としてそれを手にする事になった。エッテは、最後の瞬間までその擦り切れたバナーを手に、希望を捨てずにいたのだろうか。胸に迫る。“8”の醍醐味は、やはり転送プレイにあるのかもしれない。
 一方グラムフ軍曹は転送だろうがなんだろうがいつものように口汚くてうるさい。パーティのみんなはもう相当に実力もついているのに、彼にかかってしまってはみんな二等兵だ。「敵発見!戦闘用意!」とか号令をかけたりする。私はこのサージが好きで、彼を仲間にしたら敵方T'Rangの武器であるスタンロッドをいつも持たせる事にしているのだけど、今回持ってくるのを忘れてしまった。仕方ないので監禁小屋にあったミスティック・スピアを持って貰い、センターに配置。一人増えるとますます戦力増強だ。次々に半漁人たちやカニをやっつけ、フライトレコーダーを手に入れ、Swampへ侵攻。途中でCrockの店に立ち寄ってからアルニカに戻り、宇宙港で座標を確認。それからViを仲間に入れてからバルブラク軍曹の所に行った。「おい、グラムフ!信じられない!」と戦友の気遣いを横目に、続いてヤミール将軍のもとへ出頭、何もしてないViも揃って経験値獲得!グラムフ軍曹とはここでお別れ。「またいつか会おう」と言ってくれてるけど、もう仲間には出来ないのであった。
 次は、何をしてもいいのだけど、取り敢えず将軍の指示通り、T'Rangの転送装置の所に行って見よう。となると行き先はまず、鉱山の跡地だ。

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