2010年11月6日土曜日

Retro Dungeon #1


 こうしてパーティは3つあるうちで最も易しいと思われるレトロ・ダンジョンその1に潜る事になったのであった。みんなのレベルはもう17とか18ぐらいで、Bishopなどは既にレベル6クラスの魔法を使いこなし始めている。こうなるとこのダンジョンでの戦いは、相手が弱すぎてあまり手応えのないものになってしまう。ここはもっと早い時期に潜ると、もっと緊張感のある冒険をすることができる。
 マッシュルームに踏み込み、迷路のスタート地点には目印にフェザーダーツを一本置いておいた。昔やったときにマッピングもしてあるから、Wizardry関係のファイルを漁れば方眼紙に鉛筆で書いたのが出てくると思うのだけど、探す事自体がなんだか面倒なので、とりあえず闇雲に歩き回った。そうしたらいつの間にかこのフロアのボスである首だけのお化けと遭遇、特別アイテムCutlass of Damnedを入手。〝忌まわしき短剣〟とでも訳すべきか。一応ボスを倒したので、もうポータル呪文かなんかで 帰っちゃおうかとか思ったのだが、せっかくなのでやっぱり冒険する事にした。
 昔エクセルで作っておいた25×25のマス目の手製の方眼紙と鉛筆を取り出し、一歩一歩書き進んで行く。このフロアの敵はもうあらかた始末してしまったらしく、扉を開けての遭遇戦というのは殆どなく、でも最後の、帰りのマッシュルームの部屋で、エングルンド男爵の亡霊と戦った。ここでもBardのデモンスポーンの角笛の威力が遺憾なく発揮され、あっさりと勝利。矢張りこのダンジョンに入るのは、もっと始めの頃の、まだみんながそんなに強くない時期にしたほうがいいのかなとか思いつつ、パーティはダンジョンを後にするのであった。エングルンド男爵というのは、しかし何者であろうか。

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