2010年12月23日木曜日

Nebder

 次はどこへ行こうかしらと迷いながらもパーティは勇躍、レトロ・ダンジョン#3へと潜入、Nebderとの戦いに臨んだのであった。ソーサレス・クイーンと対をなすこの美しい敵を倒す事で、周知のように、プレイヤーはNebderのアミュレットを手にすることができる。これはスペルポイント+1の効果があり、魔法を多く使うフェアリィのBishopには是非とも装備させておきたいアクセサリーだ。Rapaxエリアでの果てしない死闘を潜り抜ける前に手に入れておきたいと思ったのである。
 いつもそうなのだけど、#3に潜ったら、怠惰な私はマッピングもせずに、運任せで闇雲にワープを繰り返し、Nebderのいる部屋に突入するのである。ここでも既にパーティの実力はこのダンジョンに出現するクリーチャーたちのレベル設定よりも高く、苦戦らしい苦戦もせずにNebderを倒し、アミュレットを手に入れたのであった。そうしてあとはポータル呪文で外に出て、嫌がるViとSaxxのぼやきを聞きながら、Rapaxのエリアでの探索に取り掛かるのであった。
 一度、プリーステスたちやサムライ、ウォーリアーたちの大集団と会敵、1時間ぐらいの大立ち回りになった。Rapaxが相手だとデス・クラウドの効きが結構よいので、毎ターン敵の人数は減ってくれるのだけど、それではとても追い付かないくらいの大集団だ。特に今回よくわかったのは、プリーステスたちが大挙して出現した場合、思いのほか苦戦に陥るということなのであった。Hexやサイレンスは魔法シールドを目いっぱいかけていても、5回も6回も連発されるとさすがに影響を受けてしまい、致命傷とはならないまでも、存外の苦戦を強いられる事になった。
 なんとか戦いを終え、周りを見回すと、たいへんな量の槍や鎧や刀がそこいらじゅうに散らばって、くるくる回っており、戦いの激しさを改めて思い知らされたのである。

2010年12月6日月曜日

Fang

 個人的な感覚でいえば、T'Rangの転送装置を修理するあたりで、大体ひとつの区切りがついたという感じがある。その後あちこちを飛び回り、武器や道具を揃えて行き、戦いも手馴れて来て、武者修行の雰囲気が出て来るのであった。後半に向けての準備段階といったところだ。パーティはレトロ・ダンジョン#2にも既に潜った。もうアセンション峰以外のどこに出ても充分に戦える力をつけて来ていて、こうなると#2も、もっと早い時期に入ったほうがやりがいがあったとも感じるのであった。
 次にどこに行こうか。かえって選択肢に迷いながら、パーティは南東の荒野へ。ここでの狙いはソーサレス・クイーンの心臓と、Rogueの利き腕に持たせるためのFangの獲得だ。
 ソーサレス・クイーン戦はいつもドキドキするのであった。お付きの魔物が唱えるデス・クラウドも恐怖だが、私の場合、両翼に六人もいるCultistのおばさんたちが召喚呪文を唱えたりなんだりで、戦いが面倒になるのがイヤなのであった。なのでいつも最初のターンでこれらおばさんたちを一掃するような攻撃方法を取る事にしている。おばさんたちは大地の魔法領域が苦手なようなので、メンバーが覚えていたらFalling StarsやEarthquakeといった魔法を重ねがけして全滅させたいのだけど、今回まだ覚えていたりいなかったりで、しょうがないので以前バードのカオス・ドローンがよく効いたのを思い出したので、モンクにPandemoniumを唱えさせてみたら、おばさんたちはみんな恐慌状態になったり発狂したりでうまくいったのである。あとはクイックサンドとかホイッピング・ロックスとかで一掃。これであとはゆっくりと残りの三体の敵を倒すことが出来たのであった。
 こうしてパーティは地下に眠る勇者の墓に詣で、そこに安置してある武具を受け継いだのであった。ファング、ブーメラン手裏剣、・・・・・・。そして勇者をいつまでも見守る僧たちのさまざまな相貌。厳粛な気分にさせられるのだが、しかし見ようによってはこれもただの墓泥棒だとも言えるのである。実際、強力な剣であるファングは、予定どおり盗賊のOttoの右手に収まったのであった。

2010年12月5日日曜日

Bela

 転送装置が使えるようになると、フットワークが良くなる。これからやるべき事、というかやれる事がいくつも出来てきたのであった。さてどこへ行こうかしら。。。
 いきなりラパクス城に行ってFerroに会ってBishopのためのブックなどを買い揃えてもいいし、その前にふたつのレトロダンジョンを探索し、Nebderと対決しておくのもいい。その前にSea Cavesに行き、マルテンとの出会いを済ませておくことも考えたりした。
 という訳でパーティはいろいろ考えた末、マウンテン・ワイルダーネスにいるベラに会いに行く事にしたのであった。
 ベラのいるエリアには、Staff of Doomや、ダイヤモンド・アイズといった、私が個人的に好きな武器もある。今、ちょうどFighterのKojiroに持たせる武器の事で悩んでいるのであった。アントン特製のビーストスレイヤーを右手に、左手にドラゴンカイトを装備、これでいかにもファイターらしい武装なのだけど、ダイヤモンド・アイズを持たせてみてもよいかなと思ったのである。Staff of Doomは呪われているとはいえ強力な武器だから、しばらくの間、モンクに装備してみたい。また、本人は画像のように「商売はやらない」とか言ってるけど、ドレッドスピアや魔法防御に優れたマントなど、商人としてのベラの品揃えはかなりセレブだ。
 パーティはこのエリアに棲む相当強力なクリーチャーたちと戦いながら、ついでといっては何だけどアセンション教団の最高実力者のアンセルムも助けたりしながらマップを踏破、小さな墓地の墓荒らしも済ませ、孤独な旅人、ベラに話しかけたのであった。彼はいつもこう言うのだった、「待っていたぞ。さあ、話そう、焚き火の傍で……」

2010年11月24日水曜日

Mine Tunnels-Lower Marten's Bluff


 マイン・トンネルのトロッコ遊びをやるといつもMystというゲームを思い出すのであった。非常に面白いゲームだったけど、一回やったらもういいやといった感じのゲームでもあった。
 RFS-81を仲間に加え、戦いながら勾配を登って行く。このマップで出会うクリーチャーたちは弱いのばっかりだけど、トロッコの行く先には少し強いのもいたりする。でも何だか面倒で、あっさりとMarten's Bluffに向かう道を選び、巨大な銀の塊を拾う。これを各人に持たせて見ると、いろいろな返事が聞けて面白いのであった。「あら嫌ですわ。わたくしって荷物運びの動物に見えますこと?」とフェルプールのバルキリーであるNicholaはブリティッシュ・イングリッシュで言うのだった。もちろん彼女は可愛らしい猫なのだ。Viなんかはクラス委員みたいな感じで、「ねえ、こういうのはみんなで協力して運ぶことにしようよ」。RogueのOttoは「この重いのをどうしたらうまく運べるか、みんなで考えようって意味だよね」と面白い事を言う。
 BCFではロープとカギヅメ。CDSではブラック・ピラミッドやらロード・ストーンやら、この三部作では何かしら重量物件を運ぶ機会が多い。ガジェッティアの道具なんかもやたら重たいのがあったりするが、その装置の解説は「このコンパクトな装置が発揮する性能は・・・・・・」となっていて、いかにもWizらしい。
 パーティはLower Marten's Bluffへと入る。そうして転送装置を修理して、そこにポータルをセット。これはいつも上品な話し方をする彼女、バルキリーのNicholaにセットして貰ったのであった。

2010年11月21日日曜日

Bayjin-Mine Tunnels


 ネッシー退治を終えたパーティは次なる関門、ベイジンの島へと向かうのであった。いつものようにマップ手前でセーブしておき、入ったらクイックセーブしておくのが、おっちょこちょいの私の方法なのであった。というのも例のライト兄弟の入っているチェストがどこの小屋にあるか、ちょっとわかりにくいため、違う小屋に入ってしまうことが多々あるからなのである。本セーブしておいたのは、良くないアイテムが出て来た時の再トライの時にロードする。クイックセーブの方は、入る小屋を間違えちゃったり、進入経路が悪くて大量の敵にエンカウントしてしまった時などにクイックロードするのに使うのであった。
 という事でいつものように何回か違う小屋を訪問したりなど、二、三回のクイックロードをし、やっとうまく白いチェストにたどり着いた。開けてみたら一回目、ラウンドシールドと幾つかの薬品類だった。二回目、ここでもまたも二、三回のクイックロードを経て、なんという僥倖か、ライトソードがあっさりと出て来たのであった。
 ネッシーの所の指輪もそうだが、あっさり出て来る時は出て来るし、何度やっても出て来ない時には本当に出て来ない。まるで人生、或いはギャンブル。「人生は競馬の比喩だ」と言ったのは寺山修司だったと思うが、その言で行けば「人生とはWizardryのにたとえ話に過ぎない」みたいな話になるのだろう。
 早速FighterのKojiroに持たせた。やはり大変な威力だ。戦闘パターンまで変わってしまう。今までは近接攻撃よりも遠距離戦や攻撃呪文に比較的多くのターンを使う傾向があったが、ライトソードを入手した途端、積極的に相手に接近し、早期に打撃戦に持ち込むようになって来たのであった。どういうものか、他のメンバーも活気付いてきて、瞬殺や強力な一撃が頻繁に出てくるようにもなって来た。
 今回サムライがいないのでFighterに持たせたけど、矢張り斬り方の、感じが違うのであった。サムライの場合は鋭く斬り込む感じがあるが、ファイターだと力でぶつ切りにするような雰囲気があり、これがロードだったりするとまた違うのだろうななどと思うのであった。
 こうして浜辺にいるカニや半魚人たちを一掃したパーティは、グラムフ軍曹を救出、そしてジャン‐エッテに話し掛けたのであった。「ああ!あなたたちはあの時の、……」と、彼女は覚えてくれていた。ガーディアでの出会いが思い出される。あの時はお礼にと言ってヘラゾイド・バナーをくれた。しかし今回は遺品としてそれを手にする事になった。エッテは、最後の瞬間までその擦り切れたバナーを手に、希望を捨てずにいたのだろうか。胸に迫る。“8”の醍醐味は、やはり転送プレイにあるのかもしれない。
 一方グラムフ軍曹は転送だろうがなんだろうがいつものように口汚くてうるさい。パーティのみんなはもう相当に実力もついているのに、彼にかかってしまってはみんな二等兵だ。「敵発見!戦闘用意!」とか号令をかけたりする。私はこのサージが好きで、彼を仲間にしたら敵方T'Rangの武器であるスタンロッドをいつも持たせる事にしているのだけど、今回持ってくるのを忘れてしまった。仕方ないので監禁小屋にあったミスティック・スピアを持って貰い、センターに配置。一人増えるとますます戦力増強だ。次々に半漁人たちやカニをやっつけ、フライトレコーダーを手に入れ、Swampへ侵攻。途中でCrockの店に立ち寄ってからアルニカに戻り、宇宙港で座標を確認。それからViを仲間に入れてからバルブラク軍曹の所に行った。「おい、グラムフ!信じられない!」と戦友の気遣いを横目に、続いてヤミール将軍のもとへ出頭、何もしてないViも揃って経験値獲得!グラムフ軍曹とはここでお別れ。「またいつか会おう」と言ってくれてるけど、もう仲間には出来ないのであった。
 次は、何をしてもいいのだけど、取り敢えず将軍の指示通り、T'Rangの転送装置の所に行って見よう。となると行き先はまず、鉱山の跡地だ。

2010年11月20日土曜日

Bayjin Shallows


 じめじめとしたSwampに入り、Crockの店にポータルをセット。冒険の中盤あたりはここにセットしておくと、いろいろと都合がいい。ここにポータルをひとつ持っておくと、Stone Idolを取った時に発生する誘拐イベントの際にも、すぐにCrockの所に飛べるので、なにかと便利なのであった。
 その後パーティはZ'Antの所に行ってケイオス・モラ~ィリを見せ、経験値を獲得。次の任務はフライトレコーダーの回収だ。これでUmpaniとT'Rang双方の任務遂行が一致することになる。ついでにSaddokにも会って買い物などし、一旦アルニカに戻った。
 Viは水中に行けないから、一度彼女を外し、持ち物もHe'Liの店に降ろして置こうというわけだ。しかし考えようによっては先にMine Tunnelsを先に歩いておけば良かったかなとも思ったのであった。そうすればT'Rangの基地にある転送装置が使えるようになる。更に冒険を効率よく進めることが出来る。でも先に水中作戦を済ませ、ネッシー退治やBayjinでのレアアイテム獲得を済ませておくというのも手だ。打撃戦の主力であるFighterの装備がまだデモンズベインなので、このところ少し物足りないなとも思っていた。エクスかリバーかライトソード、どちらかが手に入れば、更に強くなる。
 しかし果たしてそんなに都合よく手に入るかどうか。Umpaniの基地に戻り、アクアラングを装備、6人で海の道を歩いて行く。超能力呪文を唱えるサメの怪物は苦手だ。出来るだけ遭遇しないように、うまくかわしながら進んだ。しかし二回ほど捕まり、苦しい戦闘に巻き込まれた。発狂したRangerがRogueを瞬殺しちゃったりした。生き返らせると、「やれやれ。100GPであの世の話を聞かせてやってもいいぜ」だなんて言ってる。生き返ったキャラクターは、次の1ターンだけは攻撃を受ける事が少なくなっているようだ。すぐに回復呪文でHP全快させてやる。
 戦いを終え、そしてBayjin Shallowsの手前でセーブ。デヴィ・ジョーンズのロッカーには、何が入っているか……。
 ネッシーとは最初は戦わないでエレメント・シールドとソウル・シールドだけ張ってとにかく逃げて、宝箱のある洞穴に逃げ込む。今までは大概二、三人死者が出るのだったが、今日は一人も死なずに逃げ込むことが出来た。開けてみると、Ring of Regenerationが出て来た。これは当りの方なので、エクスかリバーは別の機会にという事で、Bishopにあげた。なんだかもう何回もやるのも面倒なので、さっさとネッシーをやっつけて次に進もう。
 洞穴を出ると、ネッシーがすぐ目の前にいた!今までこんな所まで首を出して出張って来た事がなかったので、私としては珍しい現象なのであった。
 考えてみたら、みんなのレベルは随分と上がっているので、強敵ではあるけれど、比較的楽に倒すことが出来たのであった。

2010年11月14日日曜日

to Marten's Bluff


 レトロ・ダンジョンその1での冒険を終えたパーティはSaxxを一旦メンバーから外し、勇躍、Marten's Bluffへと向かうのであった。私のBishopであるRebeccaにはHe'Liの店にポータルをセットして貰っている。アルニカに軽く立ち寄り、買い物やポーション合成などのルーティーンを済ませておいた。また、今回の冒険ではいろいろな武器や道具をHe'Liのチェストに仕舞っておき、アイテムのコレクションのような事をやっている。普通に店で手に入る武器や特注品など、随分とたまって来た。
 街中で遭遇するサヴァントのロボッ
ト軍団も最近は上級モデルが出て来るようになって来た。サヴァント・スラッシャーやサヴァント・ミニヨンたちだ。これらのモデルは比較的戦い易い上に獲得経験値も多いのでお得な対戦相手だと言える。なのでレーダーで
存在を確認したら出向いて行って戦うようにしているのであった。戦闘も済ませ、一休みして、起きたら夜だった。暗いうちにアルニカを出立するのは、何時も思う事だけどなんとなく寂しい。Mylesが大門の前でいつものようにうろちょろしている……今回彼を一度も仲間に入れてないのだけど、話しかけると「やあ、調子はどうだい?」と、なんのこだわりもない様子だ。特に話し込むわけでもなく彼と別れるのだが、少し気持ちが晴れるのであった。
 アルニカ―トリントン道に出ると、こちらもやはり寂しくて、寒い木枯らしが吹いているような感じがした。七人も仲間がいるのに、ザクザクと地面を踏みしめる音が響いて、なんだか孤独な一人旅の気持ちだ。みんなのレベルがもう相当に高くなっているので、道中で出現するクリーチャーも少し弱いのが出て来るようになる。これはいつも現れる現象だ。
 そんなこんなでパーティはまずはトリントンに到着した。夜も明けて来た。このままSwampに入ってすぐにMarten's Bluffに向かおうと思ったが、ちょっと一休みしようと思って、垂らしておいたロープで上に登ってキャンプした。起きてから下に降りると、どうも丁度真下にHogarが一頭いたよう
で、その上に乗っかる形になってしまい、不思議な絵になった。しかもすぐ横にもう一頭Hogarがいて、二頭といっぺんに戦闘に入る事になったのであった。
 しかし既にパーティのみんなのレベルは18とか19なので、最初のうちは強敵だったこれらのクリーチャーも今や雑魚なのであり、むしろ戦うたんびにかなりの確率でドロップする牙を拾うのが鬱陶しくなって来たくらいなのであった。今回の冒険では牙やコウモリの羽根が異様によく手に入る。牙もコウモリの羽根も特注品の材料なので、前やった時は、いくら倒してもドロップしてくれない時もあったりして、これは今回の旅の特殊な傾向の、きっとひとつなのに違いないと思う。
 ともあれ我がパーティは特に何ということもなく二頭を倒し、そのうちの一頭がドロップした牙をまたも拾い上げ、今度はこれを誰にあげようか、Swampでひとりで店を開いているCrockにでもプレゼントしようかなどと思ったりしながら、砂利道をザクザクと歩いて行くのであった。

2010年11月6日土曜日

Retro Dungeon #1


 こうしてパーティは3つあるうちで最も易しいと思われるレトロ・ダンジョンその1に潜る事になったのであった。みんなのレベルはもう17とか18ぐらいで、Bishopなどは既にレベル6クラスの魔法を使いこなし始めている。こうなるとこのダンジョンでの戦いは、相手が弱すぎてあまり手応えのないものになってしまう。ここはもっと早い時期に潜ると、もっと緊張感のある冒険をすることができる。
 マッシュルームに踏み込み、迷路のスタート地点には目印にフェザーダーツを一本置いておいた。昔やったときにマッピングもしてあるから、Wizardry関係のファイルを漁れば方眼紙に鉛筆で書いたのが出てくると思うのだけど、探す事自体がなんだか面倒なので、とりあえず闇雲に歩き回った。そうしたらいつの間にかこのフロアのボスである首だけのお化けと遭遇、特別アイテムCutlass of Damnedを入手。〝忌まわしき短剣〟とでも訳すべきか。一応ボスを倒したので、もうポータル呪文かなんかで 帰っちゃおうかとか思ったのだが、せっかくなのでやっぱり冒険する事にした。
 昔エクセルで作っておいた25×25のマス目の手製の方眼紙と鉛筆を取り出し、一歩一歩書き進んで行く。このフロアの敵はもうあらかた始末してしまったらしく、扉を開けての遭遇戦というのは殆どなく、でも最後の、帰りのマッシュルームの部屋で、エングルンド男爵の亡霊と戦った。ここでもBardのデモンスポーンの角笛の威力が遺憾なく発揮され、あっさりと勝利。矢張りこのダンジョンに入るのは、もっと始めの頃の、まだみんながそんなに強くない時期にしたほうがいいのかなとか思いつつ、パーティはダンジョンを後にするのであった。エングルンド男爵というのは、しかし何者であろうか。

2010年11月2日火曜日

cemetery


 Umpani-Mook同盟を成立させたパーティは次に何をしようかというと、流れで行けば行方不明のグラムフ軍曹指揮の水中特殊部隊救出作戦に取りかかる訳なのだけど、それはちょっと後回しにして、先にT'Rangのクエストを済まして置く事にしたのであった。Z'Antにケイオス・モラ~イリを見せびらかしたら、確か次に受領する任務がやっぱり同じBayjinの島に行く奴なので、両陣営のミッションをバランスよくこなそうという考えなのであった。
 Marten's Bluffに行くのだからSaxxをあらかじめ外しておくべきなのだが、ちょっと考えて、ヒールオールの楽器を演奏できる彼を伴って、アルニカ―トリントン道の途中にある墓地に立ち寄り、レトロ・ダンジョンその1に潜ろうと決意したのである。通りすがりのヒガルディのならず者を蹴散らして丁度うまい具合にダガーを入手したパーティは、街道を右に折れ、ひっそりと静まりかえった墓地に足を踏み入れたのであった。
 ガーディアから持って来たデモンスポーンの角笛の威力は凄い。強力なBanishを発動し、ゴーストたちをあっという間に退散させたのであった。その後パーティはマミーもなんなく退治し、Insanityの楽器その他のアイテムを手に入れ、お墓の不思議な文字を触って行く。七つ触ると記憶していたが、昔撮って置いたマップの画像で確かめてみたら六つでよかった。静寂に満たされた空気の中、お墓巡りを済ませたわがパーティは南東の角っこにさっきのダガーを突き刺した。すると塀の向こうでムクムクと何かが萌え出て来るような音がする。これはダンジョンの入り口であるマッシュルームが発生している音に違いない。

2010年10月31日日曜日

Mt. Gigas


 T'RangとMookの同盟が済んだので、次はUmpaniのキャンプに久し振りに戻り、バルブラク軍曹にT'Rang兵の腕を見せに行く番だ。T'Rang、Umpani両陣営のクエストの進め方については、私の場合「恐らくWizardry8攻略なページ(仮)」に示されている優れたプロシージャを採っている。両方から出される指示や命令を順番にバランスよくこなして行くようになっていて、とても便利なのであった。
 私のやり方がまずいのか、途中でどうしても二重スパイがバレてし
まう。「攻略なページ(仮)」のmikuro氏はバレないようにするための条件を列挙し、この問題に関し精緻な分析を加えている。しかし何度も書くけど怠惰で呑気な冒険者である私は、せっかくそういうガイドを読んでも、何か注意深いところが抜けてて、どうしてもバレてしまうのであった。負け惜しみみたいになってしまうが、きっとこれは何をどうやってもいつかはバレてしまうのに違いないと、今はそんな風に思っている。しかし一度、「もうそろそろZ'Antが騒ぎ出すだろうな……」と思いながら恐る恐る声を掛けてみたら、大丈夫だった時があり、コンピューターが抽選みたいな事でもやってるのではなかろうかと思ったりもするのである。
 と言う事で腕を見せたら軍曹は「ううっ。それはしまっておけ。しかし君たちよくやった!では次の任務に取り掛かってもらいたい」となり、パーティはMt. Gigasに入山することになったのであった。このあたりUmpaniは猜疑心の強いT'Rangと違って、カラッとしていて安心できる。
 訓練施設に行く前に、洞窟陣地を探検だ。手強いスパイダーたちも出て来るが、未探査エリアにはポータルのブックが一冊落ちている。長々と探検してようやく本を入手し、上の階層に向かった。ラッブル軍曹と話し、ロケット
ランチャーを撃ったり、フラッグ集めをしたりと、訓練も終了。再びバルブラク軍曹の所に出頭し、今度はUmpaniとMook間の同盟締結の外交使節団の大役を受けたのであった。
 早速Bishopのポータル呪文でHe'Liのバーに飛び、またもやMookが間借りしているビルに向かい、チーフ・オフィサーのScregと書類のやりとり。そうしてバルキリーのポータル呪文でベースキャンプに舞い戻り、あっという間に任務達成だ。ポータル呪文があるととっても便利だ。

2010年10月30日土曜日

Arnika


 いちばん安い弓矢とストーンをアンナの店で買い占めた我がパーティは、休憩を繰り返しながらサヴァントのロボット軍団相手に遠距離戦の練習に明け暮れるのであった。出現して来るのはSavant Dronesが多く、これはそんなに手強い相手ではないけど、そのかわり手応えのある敵と言う訳でもないのであった。
 ときどきSavant BerserkersとSavant Gunnersのコンビが出現する。これは今のパーティの実力相応の相手のようで、戦い甲斐もあるし、経験値も比較的多い。直接攻撃のBerserkersが前に出て来て、Gunnersは遠くからブラスターを撃ってくるという戦闘スタイルだ。これは例えばRattkinsやRapaxとの戦いの中でも現れる、この世界での戦闘隊形の一種の典型のようだ。
 何日も戦っているもので、遠距離戦修行もやっぱり飽きが来る。合間合間にBraffitでポーションを買って合成事業を実施、He'Liに売ってお金を貯める毎日だ。二重スパイ、ドミナならびにケイオス・モラ~ィリ獲得、T'Rang-Mook同盟等、物語の本筋をまとめてこなしているものだから、He'Liに会うたびに「あんたたち、気をつけなさいよ!」とか「ついにやったわね。おめでとう!」とか、いろいろ声を掛けられる。また、彼女やBraffitのコメントから、SavantとRapaxとが同盟を結んだという事が分かった。
 多分この状況だと、既にRapaxはKingみずからが部隊を率いて野戦キャンプを張っているものと思われる。物語の筋を無視してロダン・レワークスたちを救出しに行って見ようか、とか思ったりもする。Kingを殺害した後にRapax城に行ったとして、テンプル団に入ることが出来るのだろうか?それとも、今の状態ではそもそもまだ野営していないのかもしれない。緻密なプレイヤーならその辺りにも精通しているのに違いない。しかしわたしは幸か不幸か、怠惰で成り行き任せの、主なる惑星ドミナスの渡世人なのであった。

2010年10月25日月曜日

Swamp North Shore-Arnika


 Mook宛の親書をZ'Antから受け取った一行は、Marten's Bluffでちょっとだけ水遊びをした後、まずは未踏査のSwamp北部を歩く事にしたのであった。途中でCrockのお店で買い物を済ませてから北上、川に架かる小さな橋を渡った。二、三のクリーチャーたちを撃破しつつ、北岸に辿り着く。
 ここに墜落している宇宙船にはどんな人たちが乗っていたのであろうか。なにはともあれ、ここにはフライトレコーダーはない。目当ては浜辺に散乱しているアイテムの中のひとつ、Banishのブックなのであった。レンジャーのNaomiが発見し、拾ってから早速BishopのRebeccaに読ませてみたが、まだレベルが足りなくて習得できないのであった。
 この湿地帯で少し経験値稼ぎをやってレベルアップしようかと思ったのだけど、ここは暗いし、生い茂る樹木が視界を遮り、戦い辛いという事がある。また、例のDire Maresが出現したら面倒な事になる。どうしようかと思い、取り敢えず、迷ったらアルニカに戻る、と言う事で、レベッカのポータル呪文でHe'Liのバーへ。
 Mookが間借りしているビルに行って親書を手渡し、フェイクのドミナとケイオス・モラ~イリとをすり替えた。Mookの代表者Screg(だったかしら?)との対話はアカデミックな雰囲気で、内容の理解云々は兎も角、結構面白い。いつもやさぐれたセリフを吐くウチのRogueも「まじめそうで、なかなかいい奴じゃないか」だなんて言っている。
 T'Rangの仕事を済ませた一行は再びバーに戻り、He'Liに二重スパイやってるのを黙ってもらうための口止め料を払った。あちこちの店で買い溜めておいた材料でリニューアルポーションをたくさん作り、He'Liに売ったら120万GPまでお金が貯まった。だから口止め料なんて安い出費なのだけど、もしこれをやらなかったらどうなるんだろうとか、少し思ったりもしたのであった。
 広い緑地帯や宇宙港に、いつものようにサヴァントのロボット軍団が集結している。今までのトルーパーズではなく、上級モデルのサヴァント・バーサーカーズたちだ。このタイプのロボット戦士は、強いけど、基本的には戦い易く、しかも経験値が多いのでお得な対戦相手だ。ここはひとつアルニカで暫く戦いの日々を過ごしてみようと思ったのである。
 戦いついでに遠距離戦スキルを高めようと思い、みんな遠距離武器に固定しておき、Annaの店で一番グレードの低い矢とストーンを大量に買い込み、これで戦う事にした。戦闘に時間はかかるけど、私は冒険の合間合間にときどきこの〝飛び道具修行〟をやる事にしているのであった。ただBishopだけは魔法を多く使って貰い、魔法スキル上げを中心にして行く事に。
 何度かの戦闘と休息を繰り返すうちにBishopがレベルアップし、さっき拾ったBanishも読めるようになった。また、呪文書の出回っていないいくつかの魔法も習得した。今、彼女のレベルは確か14くらいだったと思う。魔法領域のうち、MentalとEarthとDivineがやっと100。魔法分野はまだ100のがないので、更に魔法に磨きをかけなくては。しかしこれからだんだん魔法が効かなくなる敵が増えて来るのであろう。恒例のジレンマが既に始まりつつある。

2010年10月17日日曜日

Marten's Bluff-Lower Marten's Bluff


 Saxxを一時的にメンバーから外した一行はMarten's Bluffに入り、まずは腕が6本くらいあるクリーチャー2体が潜む洞穴に向かい、これを倒した後洞穴内にあったアイテムを取得したのであった。その後挨拶がわりにいつもする昆虫型クリーチャーと戦い、ワニとも戦い、まずは故障しやすくて危なっかしいエレベーターで地階、すなわちLower Marten's Bluffへと降りたのである。
 CDSではH'Jen - La(だったかしら?)の事をエイチジェン・ラと呼び慣わしていたものだが、ほんとの発音は一体どんななのだろうか。CDSにおけるティーラングという表記も、本作8において、それが概ね〝トゥラング〟と表記すべき発音であることが判明した。尤もCrockとかトリニーのNPCなんかは〝チーラング〟と呼んでいた。アンパニはみんな〝ウムパ~ニ〟と呼んでるし、Higardiは〝ハイガルディ〟と昔はみんな普通に思っていたら実は〝ヒガルディ〟、Viは〝ヴァイ〟なのであった。しかしヒガルディに関してはドミナスに住む誰かはハイガルディと呼んでいてもおかしくはないのであろうと思うのである。
 ザーント、すなわちZ'Antに会って話をしたパーティは、「ウムパ~ニの基地の存在を証明するものを持って~来て~くれ~」とか言われたので、一旦上にあがって投石器を操作、チーラング兵の腕や黄色と赤のコードといったアイテムを手に入れ、ついでにラパックスが好む匂いのパフュームを使ってラパックス・アサシンを前もって殺害して彼の首を入手しておき、またZ'Antのいる地階に降りたのであった。
 前にUmpaniのキャンプで買っておいたおみやげの旗をZ'Antに渡し、「お~、よく~やった~」とか褒められてお金と経験値を獲得!わがパーティのRogueはレベルアップ毎に「ほんとは現金のほうがいいんだけど、まあ、経験値でもいいや」って言うんだけど、私個人としてはどっちかというと経験値のほうが貰えると嬉しいのであった。次の指令はラパックス・アサシン暗殺なのだが、それはもうさっきやっておいたので、首を「渡す」したら、「イェス!お前~たちィは優秀だぁ~」とまたもホメられ、お金と経験値獲得!これで4人くらい一気にレベルアップした。
 こうしてパーティは次の指令、Mookへの外交文書配達のメッセンジャー業務を請け負う事となったのである。合間あいまにSadokから本とか矢とか、あと忘れずにスタン・ロッド(これは後でグラムフ軍曹を救出した時に、彼に使って貰おうと思って買ったのである)とかの買い物を済ませ、アルニカへと向かう事になったのであった。でもその前にSwampの北半分を踏査しておきたいと思う。北方の海岸には、バニッシュのブックが落ちている。



2010年10月15日金曜日

Swamp-Rattkin Tree-Trynton-Swamp



 前はよくCrockの店でヒーリング・アミュレットとスピード・アンクを人数分買い揃えて、全員に〝標準装備〟させたりしたのであったが、最近はそれも何だか芸がないように感じられ、ひとりひとりにいろいろなアクセサリーを付けるのが常だ。リング・プロ・マジックだとか、バレンタイン・ネックレスとか、変化をつけて楽しむようになったのであった。FighterのKojiroなどは、魔法を使わない代わりに手榴弾のノリでチェリーボムなんかをたくさん持たせているのだけど、その関係でアイテムスキルを上げるため、ごく初期に付けたエナジーブラストを発動するアミュレットをいまだに付けている。Amulet of Staticというのだったかしら。
 Bishopのレベッカには多分BCFから持ち込んできた筈の、例のシルバークロスが付いて
いる。AC+1の効果だけみたいだが、もしかしたらデータ
にはない隠された不思議な力が宿っているかもしれない、とか思って、こうなるともう思い出のよすがみたいなもので、なかなか外す気になれない。ただBishopの場合素早さは非常に重要なので、もう一個のアクセサリーにはスピードのアンクを付けている。
 Bishopは極端に言えば他の誰よりも素早さが高くてもいいくらいで、相手に先んじて魔法をかけられる事が大事だ。今回の冒険では
最初の頃素早さを上げるのをうっかり忘れてしまっていて、パーティの中ではまだ中くらいの早さ。暫くはレベルアップ毎に+3していかなくては。
 ブックをたくさん買い込み、アクセサリーやバードの服なんかも買って、そうして湿地帯の南半分を歩いた。ガストラップにちょっとだけ足を踏み入れ、Dark Savantを出現させ、フェイクのドミナも取った。オイルの湧き出ていると思われる池(?)で、今まで溜め込んでおいた空き瓶全部をチェリーボムにした。要するにこれは火炎瓶というわけだ。その後川を挟んだ北のエリアを探索しようと思ったが、
すぐに逃げ出して捕捉するのに苦労するDire Mareが出現、とても鬱陶しい戦闘を余儀なくされ、何だか面倒になってしまい、中止
。最北の海際には宇宙船の墜落跡があり、バニッシュのブックなどのアイテムが手に入るので、行っておきたかったのだけど、また次に来た時にしよう。
 そのままマルテンの砦に入ってもいいのだけど、Saxxが「なぁボーイズ、昔こんな歌を作ったんだ、『俺はそこには絶対に行かない』って奴だ」だなんて言って、ブルースってのはほんとに自由気ままなヴァースだよなぁって思う。彼はこのエリアには入れないようなので、一度てくてく歩いてアルニカに立ち寄ってからUmpaniの基地に戻り、酒保で彼を一旦メンバーから外したのであった。別にSwampで外してもいいようなものだけど、そうすると彼の荷物をみんなで持ってあげなくてはならないため、私はNPCを外す時は、仲間に入れた場所に戻って
外す事にしている。そしてその場でNPCの装備や荷物をドサッと降ろしておくのである。こうしておくと次にまた仲間に
入れる時に身支度するのが早い。
 Saxxを外した後、ついでにワイルダー
ネスを歩き、ポータルのブックも手に入れ、Bishopに読ませた。そうしてアルニカに一度帰って、He'liの酒場にポータルをセット。チェストから前に買っておいたライト・クロスボウを取り出し、さあ、もう一度トリントンに行こう。ラズーカのドン・バルローネの所に行って本物のアストラル・ドミナを購入し、その
足でブリーダーを始末。それからマドラスの所に向かい、彼を仲間にしてダブルショット・クロスボウを作っ
てもらった後、すぐにメンバーから外し、マドラスの荷物もまとめてそこに置いておく。
 マドラスと一緒に旅して、彼のガジェットスキルをもっと高め、トリプルショット・クロスボウを作ってもらうというのもあるが、少し面倒だし、たくさん射るから矢を大量に持ち歩かなくてはいけないし、それに武器自体が重い。だからいっつもダブルショット・クロスボウにしておくのであった。これはFighterに持たせた。Kojiroと名付けた以上、やはり弓の名手に育てるのが正道だろうと思う。
 という事で、Marten's Bluuffに向かう準備が整った。バルブラク軍曹からの指令をこなさなくてはならない。

2010年10月10日日曜日

Don Barlone


 トリントンの原っぱにはいろんな動物たちがいて、今回はHogarが五、六頭ぐらいの群れになって付近をうろちょろしていたりして、まだレベル11から12ぐらいの我々としては相手にしたくないのであった。この位のレベルだとPlants軍団などもまだまだ強敵で、というよりも鬱陶しい相手であり、なのであんまり長居はせずにUpperに向かうことにした。
 酋長とネズミのブリーダー退治の話をして、綱を伝って上に登って行く。Madrasとも話し、不思議な部屋でズーズーペタルとミステリーポーションを使い、そうしてラズーカ一家の根城へと向かった。
 前作ではファンハウスで相当苦労してやっとの事で会うことのできるドン・バルローネだが、8では比較的簡単に会うことができるのであった。イタリア語っぽい話し方をする彼は、言うまでもなくフランシス・コッポラの『ゴッドファーザー』に出て来るドン・コルレオーネの似姿。マインドリードをかけてみると「この咳をなんとかしないとな……」だなんて思ったりしている。
 アストラル・ドミナに関する商談を手早く済ませ、部屋の隅っこにある宝箱を勝手に開ける。ここの罠は作動する確率がかなり高く、ディバイン・トラップを目一杯かけても引っかかることが多いのであった。そして隣の部屋に行きブリーダーの棲家の鍵を入手、そこの宝箱も開けてから、さて、まずはブリーダー退治の前にSwampに行ってCrockの店に行きたいと思うのである。魔法の本や、ヒーリングのアミュレットとか、スピードのアンクなど、Crockの品揃えはいい。

2010年10月9日土曜日

Trynton


 長槍を持ったViをセンターに、旧約聖書のダビデを思い出させるスリングを持ったSaxxをリヤに配置して、我がパーティは粛々と冒険を進めるのであった。なにぶん8人で旅しているもので、経験値があまり上がらない。かえってそのぶんじっくりとした、長い長い旅にこれからなっていくのであろうか。ガーディアでの冒険も、そういえば冗漫に感じるほどの悠長な旅だった。諸部族が入り乱れ、その中で美しい挿話もあり、また、ちょっと子供っぽい童話のような経験もして来た。そういえばウルガー王はどうしてるのかしら?マップが順調に集まっていると「諸君、戦いの見通しは明るくなって来た!」と言い、ちょっとマップ集めをサボっていると、「戦いの旗色は悪い……」とか言って来ていた。
 ロケート・パーソンでチェックすると、ウルガー王はだいたい早い時期に死んでしまうのだけど、時々びっくりするほど長く生きていた時もあった。ガーディアでの旅は、ひとつひとつの出会いが印象深い。それだけにまた、爆弾テロの後のアンパニの基地アクパイルの、あの誰もいない寂しさが身に沁みたのであった。
 バルブラク軍曹からのドミナスでの最初のコマンドは、ガーディアと同じく、T'Rang生息のエビデンスの入手なのであった。ほんとうに長い旅になりそうだ。そろそろポータルの魔法を覚えたいところだけど、まだみんなそこまで育っていないのであった。仕方がないのでザクザクと歩き、まずはトリントンへ。川からそろりと滝に下りて、海遊びをしたりした。

2010年9月26日日曜日

Umpani Base Camp

 この新しいメンバーはあまり手がかからない、比較的バランスの取れた編成なのではなかろうか。フォーメーションは次のようになっている。

Front : Fighter, Rogue
Right : Valkyrie
Left : Monk
Centre : Ranger, Bishop

 魔法に関してはBishopが専門家としてひとりいて、レンジャー、バルキリー、モンクたちがそれぞれの魔法分野(錬金術、神学、超能力)をサポートする。この三人は打撃戦もOKなのだから、魔法攻撃はビショップに一任し、他のメンバーは通常攻撃を行うというやり方でも充分に戦えるのであった。程度の問題に過ぎないけど、どちらかといえばビショップ育成に力点を置いた構成であるとも言えるのではなかろうか。
 “8”にはやる度ごとに奇妙な傾向というのがあって、それはバレットストーンで気絶が出易い回だとか、店の品揃えでスニーズパウダーがよく出る回だとか、逆にフラッシュパウダーが多い回だとか、何回もやってるとそういう小さな傾向というのが出てくる。前回は気絶がやたらと出た回で、お陰で序盤などは大いに助かった。今回はそういうことはなく、どちらかというとレンジャーの瞬殺が比較
的多いような気がする。。。と思ったら前回記述したように、この度レンジャーの彼女はBCFから持ち込んだエルブン・ボウを装備していたのであった。
 BCF、CDSではあまりパッとしないレンジャーだが、多くのプレイヤーが指摘するように、8では大活躍で、義賊ロビン・フッドを愛する私としては大変に嬉しいのであった。エルブン・ボウの威力も、ドミナスに来て遂に開花したかの感がある。レンジャーは遅咲きの、大輪の赤い花なのであった。
 比較的順調に物語を進めて行き、みんなのレベルが10~11ぐらい、そしてお金が70万GP位貯まった頃に一度アルニカを出立、Umpaniのベースキャンプに向かった。道中ヒガル
ディ・ハイウェイメンが大挙して出現、これも今回の傾向の一つかもしれないが、二十人ぐらいやっつけて一眠りしたらまた同じくらい現れたりして、大変だったりした。大量に出てきたら一回ブラインディング・フラッシュで散らし、インサニティなどを併用しながら各個撃破するのが効率的だ。
 そんなこんなでViを交えたパーティはベースキャンプに到着、PXのKunarから「おい、君たちはあの時の勇者じゃないか!」だなんてガーディアのときのことを思い出してくれたりで、なんとなく嬉しい。バルブラク軍曹は覚えてくれてないみたいだ。試しに「Guardia」と入力してみたら、「おい、思い出させるなよ。ここはPTSDの治療施設じゃないんだ」みたいな返事だった。パーティの事もあの爆弾テロと一緒に忘れてしまったようだ。
 前はよくスパークルを仲間に入れて旅したけれど、最近なんとなくSaxxが好きで、今回も一緒に冒険することに。今回はCDSから持って来たデモンスポーンの角笛もあるから、早く彼に覚えて貰って、演奏を聞かせて欲しい。

2010年9月20日月曜日

Arnika again

 かなり好調に行っていたのだが、いつものように思うところがあり、この辺り、Wiz日記の大先輩であるKaz氏のスタイルを見習ってしまっているのだけど、またもパーティを最初から作り、やり直しを決意したのであった。しかも今回はカピバラ・ツールとかなんとか、以前も書いたがコズミックフォージもかくやと思わせる万能の、そして禁断の改造ツールを使用、ちょっとだけズルをしたのであった。いや、正直に、物凄いズルをしたのである。
 まず、昔、中古のXPでやっていた頃に残っていたエンディングデータを用いてインポート、そうしてパーティを結成した。エルフがふたりいる編成で、そのうちの一人、ビショップをフェアリィにし、もうひとりはエルブン・ボウを持ったレンジャーで、これを男性から女性に変更した。このエルブン・ボウはBCFのロビン・ウィンドマーンを倒した時に手に入れたものだ、多分。。。シルバークロスとかデモンスポーンの角笛とか、マグマナシアミルクなども転送されて来ており、更にレンジャーが履いているスタデッド・ソーシーズは多分マイ・ライから買ってガーディアでもずっと使ってたやつだったと思う。レザーブーツなどはきっとクィークエグが売ってたやつだ。バルキリーはジェイズレイン・チュニックとスカート、これもマイ・ライか、もしかしたらガーディアのどこかの宝箱(ファンハウスかも)で入手したものなわけだ。


2010年8月29日日曜日

Rattkin Tree-Arnika


 ズーズーペタルとミステリーポーションを使ってトリニーの精霊と対面したパーティは、取り敢えずは順当な流れでラットキン・ツリーへと向かった。そこではふたつの目的、すなわちマドラスに依頼されたブリーダーの始末と、ラズーカ一家の親玉であるドン・バルローネとのアストラル・ドミナを巡る交渉を行う事になる。でもまだパーティはあんまり強くない。みんなレベル11から12といった所だ。
 この状態ではまだブリーダーを倒すのにも苦労するし、その後バルローネ以外のラットキンがみんな敵になってしまうから、もう少し強くなってからにしようということで、まずは一旦アルニカに戻ることに。いらない武器もたまって来た。それにロープを垂らしておけばいつでもラットキン・ツリーにはすぐに来れるのである。
 ロープを垂らして地面に降りると、そこはつまりマップの上ではトリントンなのだが、いつものようにプラント軍団やバッティング・ホガーといったのが押し寄せて来て、着地早々に戦闘になる。卵をドロップしないブル・ピカスもまたまた出て来た。どういうものか、ちょっと離れた所にいたトリニーの戦闘員も戦いに巻き込まれ、プラントの毒をうけて死んでしまったりしていた。ホガーとの戦いではアイボリー・ブレードの材料となる牙を入手した。
 そのままてくてく、ざくざくと道を歩いてアルニカに到着したパーティは、そこでもお出迎えのロボット軍団と戦うのであった。そうこうするうちにプリーストのニコラがレベルアップ!ここでポータルの呪文を覚えて貰い、これもまたいつもそうするように、He'Liの酒場のテーブルのとこに、ポータルをセットしたのであった。あとは売ったり買ったり、ポーション合成したりと、アルニカでの雑務はこまごましているが案外と楽しい。

2010年8月25日水曜日

Trynton Upper Branches



 あまりブラブラせずに早々にチーフ・ガリと話し、なんのオファーか忘れてしまったが兎に角Yesと答えてからパーティは上に登って行くのであった。途中でいろいろな楽器やアイテムを拾いながら、更に上方の枝に登って行き、He'Liの友達のポーション屋さんとも会い、買い物や売り物をした。途中、ツタを二本ほど採る部屋では、スプライトと戦い、すると例のSprite's Daggerをドロップした。これは個人的には好きな武器の一つで、「おおっ」となった。その後BoBoのいる辺りで別の妖精たちと戦い、するとそこでも同じダガーをドロップし、またも「おおっ」となったのである。


 ツタの部屋の妖精は、今までよくこのダガーを落としてくれてきたものだ。だが檻に入っている妖精から手に入れたのはこれが初めてなのであった。お陰でSprite's Daggerが今、二本もあるのであったが、私のフェアリーは現在Bishopなもので、これが使えない。
 トリントンでの冒険は慣れてしまえば鬱陶しい事ばかりと言えばそうなのだけど、今回はなにがなし、じっくりと歩いて行く心的状況で、改めてこうやってみると結構楽しいのであった。このエリアで楽しむコツのひとつは、比較的低レベルの時に歩くことなのかもしれない。今、みんなのレベルは11から12ほどなので、この位が丁度いいかもしれない。
 強力な敵であるWidowmaker Spidersに遭遇した時は、パーティのすぐ前をトリニー・パトロールたちが歩いていて、ちょうど盾になってくれる感じになった。トリニーたちは巨大蜘蛛に噛まれて麻痺し、毒を受け、バタバタとやられていってしまった。こっちはその間8人がかりで魔法かけたり飛び道具で撃ったりとしていて、戦闘は比較的楽だった。
 その後パーティはマドラスと出会い、またもなにかの依頼を受けてYesとやり、今度は第七の大枝へと向かう。そこで樹木の怪物と戦うのだが、その際、Ebon Staffの材料になるスタッフをドロップしてくれてもいいのに、どういうものか今回ドロップせず、手に入らなかった。かわりにロング・ボウかなんかを落とした。さっきSprite's Daggerを二本も手に入れてしまったから、ここでは欲しいアイテムが手に入らなかったのかなあなどと、根拠もないのだけどそんな事思いながら一寸悔しいのであった。

2010年8月23日月曜日

Trynton


 Monasteryでの仕事、すなわちセリダンの遺作である別製の剣と弓を手に入れたパーティはアルニカにいったん戻り、寂びの効いた皺枯れ声のSaxxを盗賊に転職させたのであった。言うまでもなくステルス・トレーニングのためだ。50になったところでまた詩人に戻って貰い、買い物や何かをして、またも勇躍、アルニカから出立、今度はトリントンへと向かったのであった。
 パーティの面々のレベルはまだ11前後で、少し弱い感じ。Arnika-Trynton道では崖づたいに休み休み、少しずつ進んで行く。例えばソーサレスのような今の実力ではちょっと太刀打ちできそうもない強敵は現れずに助かった。ジャガーノートの集団に一度遭遇したが、V字型の崖を背にして戦えば、打撃正面は前衛の二人だけだから、これはかなり楽に戦えるのである。前衛のFighterとMonkの二人にガーディアン・エンジェルをかけ、マジックミサイルやホィールウィンド、シュリルサウンド、またノクシャス・フュームズといった魔法を各員が毎ターンレベル1で唱え、前衛は攻撃だ。バードのSaxxもどんどん楽器を使う。
 道の途中、南にある盆地に静かに広がる墓地には立ち寄らなかった。まだレベルが足りないと思ったから。例のラツキンの男に出会い、軽く立ち話をし、Zip Gunと紙切れを貰った。でも彼のクエストをこなす積りはない。パーティはざくざくとトリントンへの道を歩くのであった。
 トリントンでうまい具合にGiant Piccasに遭遇出来たら、早期に卵を手に入れることができ、そうすればAntoneが作ってくれるビーストスレイヤー・アックスが手に入るのだけど、入り口の橋のところで出会ったのはRapax Patrolsの一団なのだった。義経と弁慶じゃないけれど、橋の上での立ち回りだ。橋上だとやはりバックを取られる心配がないから、時間が少しかかるものの苦戦しなくて済んだ。さてトリントンの敷地を歩いていると、ピカスの群れが歩いている。でもどうやら卵を落とさない方のピカスのようだ。

2010年8月21日土曜日

Monastery-Umpani Base Camp-Arnika


 アルニカでの戦いに飽きたパーティは勇躍、アルニカ道を通って修道院へと向かったのであった。そしてセリダンの墓に入り、二体の首の化け物を倒して、別製の剣と弓とを入手、その足でUmpani Base Campへと向かうのである。

 修道院の中ではスライム集団との戦いがあったのだが、その時には、これは初めて経験した事だけど、遠くからわざわざBurzがかけ付けて来てくれて、一緒に戦うという面白い現象が起こった。Lower Monasteryの入り口近辺なのだが、こんな所まで彼が来るとは初めてだった。巣ライムは結構な数がうようよと現れたので始末するのにてこずったのだけど、なんというかBurzがスライムの攻撃をある程度引き受けてくれる形となり、なんとなく楽な戦闘だった。
 時々不思議な事が、このゲームの中では起きる。何度も修道院でクリーチャーたちとファイトして来たが、こんな所でBurzが加勢してくれたのは初めてなのであった。他にも「あれっ」と思うような事が、どれも小さなことなのだけど、時折起きる。
 修道院でのタスクを済ませたパーティは、今度は前述のようにUmpaniの基地に向かった。入隊し、一度スパークルを仲間に入れて、Kunarのショップでお買い物だ。Bishopのための様々なブック、そして強力な銃のブランダー・バスも買い、中央に布陣しているViに持たせた。
 その後でスパークルを仲間から外した。彼女は可愛らしいのだけど、最初の頃、殆ど毎回仲間に入れていて、それでなんだか愛嬌にも飽きてしまったのであった。バーに行き、穏やかな話し声のSaxxを仲間に入れてみた。Saxxは最終局面のアセンション峰にも確か付いて来てくれた事があったから、これから彼とは長い付き合いをする事になる。


2010年8月13日金曜日

Return to Monastery


 恒例のノックノック修行を行い、漸く私のBishopはEarth Magicスキル100となった。これでメンタルとアースの二領域のスキルが100になった。またPsi.は90、Alc.は89まで高めた。ということで、もうそろそろ冒険も次のステップに移行すべき時が来たようだ。 アルニカ信金の大金庫に何日ぐらい篭っていたのか分からないけど、上にあがってみたら、そんなにたくさんのクリーチャーはいなかった。厄介な戦闘を済ませた後、パーティは簡単な買い物を済ませ、勇躍、アルニカ大門をくぐって出立したのであった。
 目的地は冒険のスタート地点のあの修道院なのであった。みんなのレベルは大体10位になっているから、そんなに怖い道行きではない。途中で遭遇したのは十人のHigardi H
ighwaymenとなにかのPlants3体。少し時間はかかったが撃退、行きしなにはスルーした道端の宝箱(そこは多分、ならず者たちの溜まり場のようだ)を空けて、修道院へ。
 おなじみの彫像を眺めた後、パーティはいくつかの戦闘をこなした。噛まれると病気にかかってしまうかもしれない恐ろしいラッツや、メタリックスライムの類を倒しつつ、修道院の奥へ。名匠セリダンの遺作を手に入れるために、パーティはLower Monasteryへと向かうのであった。

2010年8月10日火曜日

Fight with Savant Troopers


 今日もまた、来る日も来る日も宝箱にディバイン・トラップをかけ、サヴァント・トルーパーズが出現したら戦闘に入るのを繰り返すのであった。BishopのMental Magicスキルが遂に100になった。そろそろ宝箱は止めにして、大金庫でノック・ノック修行にしようかとも思ったけれど、やっぱりもう少しディバイン・トラップを続けて、BishopのPsi.を90ぐらいまで高めておこうと思ったのであった。
 Bishopだけでなく、MonkとPriestも魔法をディバイン・トラップをかけているので、少し時間がかかるが、こういう単純作業の延々とした繰り返しと積み重ねこそがウィザードリィの持つ特色のひとつでもある。そんなこんなで魔法かけに熱中していると、外ではロボット軍団がいつのまにか大量に現れていた。
 サヴァント・トルーパーズだ。6体ぐらいの組が3つ出て来ていて、外に出て戦おうとしたら、ロボット軍団とヒガルディ・パトロールとが丁度同じ所にごちゃ混ぜになっている所でバトル開始になってしまった。この戦闘でその場にいたヒガルディ・パトロールは全滅、課税に駆けつけた修道僧ひとりも戦死してしまうという事態になった。
 パーティはレベル1で魔法攻撃を反復して、魔法スキルを高めて行く。そしてもう弓とスリングでの戦いに飽きてきたので、この戦いからは近接攻撃で行く事に。今度はちょっとずつ接近戦スキルを上げていく番だ。


2010年8月9日月曜日

Fight in Arnika City


 ここ何日か、一日に1から2時間位の割合でアルニカでの戦いを進めている。He'Liのチェストにディバイン・トラップをかけては休息し、窓辺からクリーチャーが出現したのが見えたら外に出てファイト。合間にBraffitのところでポーションを買ってリニューアル・ポーションづくりの錬金術だ。時々は地下金庫に行ってKnock KnockをかけてBishopのアルケミー分野を高めたりと、少しずつ、順調にパーティの面々は成長して行くのであった。
 戦闘では魔法をできるだけ多用し、スキルが上がるように心がける。そしてまだ直接攻撃はせず、弓とスリングを使っての戦いだ。なかなか勝負のつかない長い戦闘が続くのだが、どこかの時点で遠距離戦スキルを上げて置かないと後々苦労することになる。Bishopは魔法攻撃を他のメンバーより多用する関係で、遠距離戦スキルがどうしてもみんなに比べて低くなってしまう。しかしこれも止むを得ない。
 少しずつパーティは育って行く。私じしんの内的・個人的な感覚なのだけど、だんだんウィザードリィらしくなってきた。昨日はどういうものか、休息を繰り返してもあんまりクリーチャーが出現してくれなかった
のに、今日はよく湧いて出て来てくれている。
 そして今日はBraffitのいるお寺(?)の地下に行き、そこにいるゴーストたちを倒して、ホィール・キー・リングを取ってきた。戦いは、比較的楽だった。2、3日前、サヴァント・タワー付近のロボット軍団を倒した時に敵がドロップしたスペルブックがホーリーウォーターだった。Bishopに読ませていたので、ゴーストとの戦いは非常に有利に進んだ。
 寺院の地下はアルニカのマップに入る時のタペストリーに使われている事があって、その景色はとても印象深く、また感慨深いものがある。今日も、いつものように、少しだけ魅せられていたのであった。

2010年8月8日日曜日

Magic Missiles


 この度の冒険でのBishop育成プロシージャは、以前紹介した"Power Bishop"という、外国のウェブサイトに書かれていた手法を基本的に踏襲している。初期の段階でAlchemyとPsionicsの二つの領域を上げて行くやり方だ。

 アルニカに着いたら宝箱へのDivine TrapでMental MagicとPsionicsを高め、地下大金庫でのノックノック修行でEarth MagicとAlchemyを伸ばす。「このあたりでいいかな」と思ったところで、今度はWizardry、Divinityの二つの魔法分野を高めるために、それぞれの固有魔法を機会あるごとに使い、ポイントを上げて行くというやり方だ。Divinityの場合、Bishopが既にマジックスクリーンやガーディアン・エンジェルを覚えているので、普段の時や戦闘中にこれを使えばいいが、前回書いたように、私のBishopであるレベッカは、魔術、Wizardry分野の固有呪文をちっとも覚えていなかったのであった。勿論彼女のではなく私の責任である。
 やれやれと思い、エナジーブラストのブックを買うためにKunarの店まで行こうかなと考えていたのだけど、前にBraffitからエンチャンテッド・ブレードとマジックミサイルのブックを買っておいたのに気付き、これでWizardryのスキルを上げられるので、わざわざ街から出ないで済んだのであった。
 巣篭もり修行を何日かやって、外に出てみると、大概クリーチャーがいて、相手をしてくれる。魔法を使ってスキルを上げるのと、今はパーティメンバーの遠距離戦スキルを今のうちに高めておこう思って、弓とスリングで戦っている。今回どういうものか、バレットストーンで相手が気絶する確率が高いような気がする。なにかそういう、仕掛けでもあるのかしら。


2010年8月7日土曜日

Knock-Knock


 コツコツとプレイして来て、やっとみんなのステルス値も50を超え、アルニカでのトレーニングは次の段階へと進んだのであった。すなわち、刑務所の監房の中で掘られた穴からアルニカ信金の地下大金庫に潜入し、ビショップがノックノックの巣ごもり修行をえんえんと行なうのであった。 しかしビショップのレベルアップのときに、エナジーブラストかなにか、魔術領域の魔法を取得しておけばよかったと後悔しているのであった。ビショップの魔術スキルを殆どあげていなかったために、折角買っておいたマジックミサイルの呪文書も、彼女レベッカは読む事ができないのである。エナジーブラストのブックを売っているのは、Umpani Base Campの、Kunarのショップだ。このままノックノックに明け暮れるのもいいけど、先にKunarの店に行って、買っておいてもいいかなとか。今、30万GPぐらい貯まっているから、他のブックも買いがてら、もう少ししたら、アルニカを一度出てみようかと、今思っている所なのであった。

2010年8月3日火曜日

Alchemy, Psionics, ... ...


 最近は二、三日に一度ぐらいの間隔でやるようになり、まだ延々と呪文かけの練習とステルストレーニングに明け暮れている。Viも遂に盗賊に転身、みんなと同じステルス50まで上げた。あとはBishopのレベッカだ。
 戦いながら、例によってポーションづくりに励み、レベッカはもうリニューアル・ポーションを作れるまでになっている。ロボット軍団との戦いの間じゅう、イッチングスキンをかけまくり、アルケミースキルを高めていたから、50ぐらいで、確か作れるようになった。それまではMod. Heal + Light HealでHv. Healを作り、He'Liに売りつけては呪文書を買い漁る毎日なのであった。しかしアルケミースキルが高まり、リニューアルポーション(Hv. Heal + Cure Desease, Cure Desease = Cure Lesser Cnd. + Hv. Heal)を作れるようになると、どんどんお金ができるようになる。今日は上半身すっ裸のViのために、Annaの店でスタッド・カー・ブラ+2を購入した。下は皮のズボンとブーツで、考えようによっては非常に刺激的なスタイルであるとも言える。

2010年7月25日日曜日

Anna's chest, and He'Li's chest

 相当に怠惰なプレイ日記になってしまった感があるが、忙しかったり、忙しくなかったり、また余りゲームばっかりやってるのもナンだと思い、そんなこんなで間が空いている。少しずつ進めている。基本スキルにステルスがあるモンクのEvenstar以外のみんなを一人ずつ盗賊にして、ステルス値を少なくとも50まで上げるようにしている。今度はViの番だ。その間にディバイン・トラップでレベッカ達のPsionicsスキルを伸ばす。
 この単純作業は結構タイヘンな苦痛なので、中々やる気が起きないのであった。しかしやり始めたらなんだかんだいって面白くなるので、ここ最近はやる気が出た日に一気にやってしまうというスタイルになっている。
 敵を倒すときは、今のうちに遠距離戦に慣れておこうと思って、弓やスリングで戦っている。本当に少しずつ物語を進めているけだるい夏の午後なのであった。

2010年5月4日火曜日

Vi-Braffit-He'Li-Anna



 Wiz8のプレイ日記を載せているいろいろなサイトを見ていると、パーティのみんなのステルス値を上げるのには、ゲーム開始直後の浅瀬で遭遇するカニの群れを利用している人が殆どのようだ。それらの記述を参考に私も一度カニを相手にステルス・トレーニングをやってみたことがあったのだが、なにぶん最初のうちはみんなヒットポイントが一桁だったりするので、ちょっと油断しているとすぐに死んでしまう。カニでやってる方々がどんな方法でステルス値を上げているのか、もし判ったらそれで行きたいのだけど、今回はいつもどおり私のプロシージャで、アルニカでステルス上げを行うことに。
 既にみんなレベル6ぐらいで、何人かはHealの呪文を覚えている。ポーションも売っている。回復手段を確保し、なおかつ或る程度HPが上がって来た時点でSavant Guards相手にやるのがいつもの私の方法なのであった。Myles抜きでViを救出(失礼)し、He'LiやBraffitの所に再度挨拶に行き、適当に戦いながら、ひとりずつRogueに一回転職させて前衛に出すのである。その間にポーション合成、宝箱への魔法かけなどでBishopやPriestの魔法スキルも上げていく。
 今回、BishopのPsionicsスキルを高める手段として、Divine Trapを使うことにしてみた。こっちのほうがあまりマウスカーソルを動かさなくて済むうえに、根拠はないがなんとなくNPC相手のCharmやMindreadよりもスキル値の上がりがよいように感じたからなのであった。He'Liの店の、ヴァイオリンが置いてある部屋が格好のロケーションだ。そこには窓辺に宝箱がある。キャンプしながら何日かこれをやっていると、窓越しにサヴァントの兵士たちが外でうろうろしているのが見える。魔法に飽きたら外に出て戦いに行く。このたびはFighterをまずRogueに転職させ、前衛に一人で立たせ、オートコンバットモードで百ターンぐらい守る。これを繰り返すとそのうちにステルス値も所望の値に達するのであった。
 私の場合、だいたいみんな50か70ぐらい上がればいいかなということにしている。今はRogueになっている戦士のFutsuを、今日、いろいろ考えて、改名してみた。Futsuというのは香取神宮の神様であるフツヌシノミコトから採った。"フツッ”というのが刀や剣でものを切る時の音を意味するとか何とかで、これは軍神であり、戦士にはふさわしかろうと思い、今までも愛用してきた名前だ。しかしこないだ諸星大二郎の『孔子暗黒伝』をチョー久しぶりに読んでみたら、そこに出てきたフツヌシがなんだか悪者のような存在で、なんとなく名前を変えたくなったのである。
 新しい名は、Kojiro-Masakado of Taira, Lord of Bando とした。ニックネームはKojiroだ。坂東の覇者、平小次郎将門というわけだが、考えてみたら将門も帝位を僭称した朝敵とみなす人も多く、いまだ東京には将門の怨念が残っているらしい、といった事を細かく紹介しているウェブサイトも多いのである。それらの記述によれば、戦前の学校の教科書では将門は明瞭に悪者として取り扱われていたようだ。
 しかし私は大河ドラマの例の加藤剛が熱演した小次郎が大好きで、どうしても将門が悪者だとは思えないのであった。「太郎!俺を憎め!!」と、目に涙を湛えて貞盛に呼びかけるあの様子や、その他名シーンがいっぱいあったと思うが、演者加藤剛がいつだったかテレビでコメントしていた、「収奪する支配階級ではなく、農民と密着した、生産者としての武士」である将門の姿が、ドラマでは(幾分贔屓目もあろうが)強調されていた。
 しかし将門のことを書くと長々と演説してしまいそうなので、今日はこのへんで仕舞いにしておかねばならぬ。将門は平安期日本の東征の最前線坂東において生まれた武士の先駆であり、弓の名手、馬に乗り原野を自在に疾駆した。将門記作者に「天下ニ未ダ将軍自ラ戦ヒ自ラ死スルコトアラズ」とその武勇を称えられた、類稀なる弓騎兵であり、史上最強のスクォードロン・リーダーである。

2010年2月16日火曜日

Myles-Antone-Lord Braffit

 アルニカに入った一行は入り口で待ち構えている態のMylesと軽く立ち話をして、仕事の依頼には「いいえ」と答えて置いて市中見物を行なったのであった。まずはアントンの所に行って、いろいろとたまった武器や服を売却。途中でヒガルディ・レイダーズに遭遇したものの危なげない戦いぶりでやっつける事が出来た。
 アントンの店では修道院の調理場のような所で見つけた包丁を譲渡した。特注品のアックスの材料だ。寝室に勝手に入り、宝箱を開け、売るものを売ったら5,000GPぐらいになった。あまり長居はせず、次にBraffitのいる寺院へ。いつもの穏やかな話し声を聞いた。ここでパーティの武装の事を述べておきたい。


Fighter:War Hummer, Round Shield / Light Crossbow
Monk:none / Sling
Ranger:Short Bow
Priest:Bullwhip / Sling
Gadgeteer:Omnigun
Bishop:Bullwhip / Feather Darts


 このように、ファイターは今の所メイスで戦っている。私の場合ロードは剣で、戦士だとアックスを使うという妙な癖がある。長い冒険のさなか、ときどきメイスや槍を持たせる事もある。この度は少し目先を変えて暫くは「ビシッッ!」という痛そうな効果音のメイスを装備だ。僧侶と司教が持っているブルホイップも痛そうな音がする。なんだか昔テレビでやってたローハイドみたいな。
 さて、パーティはBraffitと対面したのであったが、まだそんなにお金がたまっていないのだが、少しずつポーションを買い、ビショップがそれを合成して利ざやを稼ぐ錬金術を始めたのである。同時にチャームの呪文の練習をし、魔法スキルを徐々に上げていく……。コツコツと単調な作業を積み重ねていくのである。これこそWizardryの伝統、苦痛のDNAであり、わが愛する“8”が紛れもないWizの子孫である事を全天の元に証明するものなのであった。。。

2010年2月15日月曜日

Upper Monastery - Arnika


 このようにどうにかこうにかパーティはアルニカにたどり着いたのであった。今日はここに至るまでの過程を記して行きたいと思う。Burz相手のチャーム詠唱に飽きてUpper Monasteryに上がった一行は、エントランスに巣食うラッツを一蹴し、左右の寝室を探索、電子レンジや巨大な鐘の仕掛けをこなして、アレセイデスに会ったり、ガジェッティーアのための放電ロッドを手に入れたり、いろいろとまずは手順どおりに済ませてから修道院の外に出たのであった。修道院は汀にあるので、外に出るとそこはザクザクとした砂州なのであった。遠くのほうから何かが蠢きながらこちらに近づいてくる。毎度おなじみの大小のカニ軍団の出迎えであった。パーティの仲間にはまだ強力な全体攻撃魔法を覚えた者がいないので、やっかいなのだけれども一体ずつ丹念に倒していかなければならない。PriestのWebbingや、ビショップのブラインディング・フラッシュ、インサニティといった魔法を使いながら、多少時間はかかったものの、アルニカ道のクリーチャーの挨拶を退けた。
 ここで一旦休憩すると、行く手にたむろするクリーチャーたちがなにがなし集まって、やがてちょっとした集団になってパーティの道行きを阻むという事がよく起こるのであったが、今回はどういうものかそういうことはあまり気にならず、たっぷり8時間の休憩をとった。そうしてザクザクと歩いていくと、案の定、コテージのある少し開けた広場のようになった所で、アシッドバインやヒガルディの愚連隊たちが固まってパーティを待ち受けていたのであった。
 ここでもまたやっかいではあるが、やはり一体ずつ根気強く倒していかねばならない。バックをとられないよう、V字状の崖を背後にして戦い、なんとか道を啓開した。そして、ヒヤヒヤしながら、時には走りながら、クリーチャーとの会戦を避けながらの道行きだ。途中道端に落ちているAmulet of Staticを忘れずに拾い、一行はアルニカに一目散に飛び込んだ。
 今回はさほど苦しい戦いに巻き込まれる事もなく、序盤最大の難関を突破する事が出来た。明日からまた気を引き締めてアルニカでの修行に励もう。

2010年2月14日日曜日

Lower Monastery

 新しいWindows7のパソコンで何度か序盤をプレイし、漸く気心の通じるメンバーを決める事が出来たのであった。今回はサンプルキャラクターを二人入れてみた。

前衛   Spirit of the Lord Futsu (M) Dracon, Fighter―屈強2 (Futsu)
      Evenstar Clearwater (F) Human, Monk―一匹狼2 (Evevstar)

左サイド Eandor Adar (M) Elf, Ranger―狡猾1 (Eandor)
右サイド Nichola Felicia Teresia (F) Felpurr, Priest―親切1 (Nichola)

フロント Otto Kraftmann (M) Hobbit, Gadgeteer―呑気者2 (Otto)
      Rebecca Taylor (F) Faerie, Bishop―狡猾1 (Rebecca)

 モンクのEvenstarとレンジャーのEandorがサンプルキャラで、性格・声を変更して仲間にしてみた。なんとなく今までのプレイで使ったキャラクターが中心になり、それだけにプレイしやすい雰囲気になった。Bishopの名前はこないだ電車の中で見かけた素敵なバッグのブランド名にしてみた。鍵空け担当はガジェッティーアのOtto。このメンバーだと序盤の攻撃魔法が少し貧弱で、そのあたりが少々難しく思うのだけど、アルニカに着くまでは打撃戦で何とかなるのではなかろうか。
 このたびはビショップ育成を、海外のウェブサイトにあった"Power Bishp"という記事に基づいて行う事とした。これは序盤はレベルアップ毎にとにかくスキルを錬金術と超能力、そしてEarth Magicに振り、習得呪文は最初はイッチングスキンとチャームに限定。戦闘では可能な限りイッチングスキンを唱え、Burzと会ったらチャームをかけまくるというパターンだ。これで二つの魔法分野を可能な限り伸ばしてホイッピングロックスとインサニティを覚えさせ、これでアルニカ道を徘徊するヒガルディのならず者どもを蹴散らしてアルニカに行くのである。もうひとつ、ブラインディング・フラッシュがあればなおいいのだけど、それはレンジャーが覚えてくれれば私としては非常に助かるのであった。アルニカに着いたらビショップはノック・ノックを覚えてアルニカ信金の大金庫で錬金術を大幅に伸ばし、ポーション合成事業で盛大に稼ぐ。魔術と神学分野はその後覚える攻撃呪文や補助呪文で伸ばしていくのである。
 という事で今、一行はBurzのところに着いた。ビショップは休憩を繰り返しながらこのトリニーの商人に魅惑の魔法をかけ続けているのであった。

2010年2月13日土曜日

今日からブログで

こんにちわ。はじめまして、よろしくお願いします。

今までホームページでプレイ日記を出していたのが、いちいちページを作ってアップするのが怠惰な私としては億劫となり、ブログに挑戦する事にしたのであった。ブログ挑戦は数年前にしており、そのときのタイトルは「明日にしようよ」というものであった。どこかのブログ会社が無料で提供しているのを使ったのであったが、タイトルの通りでほとんど書き込む事はなく、数日でそこを利用する事はなくなった。今回は一体どうなるのであろうという思いもあり、ブログの使い方も含めて少しばかり不安もあるのだが、続かないのならそれはそれ、試してみるだけでもと思ったのである。